地域のお母さんたちと学校の先生、さらには地域の皆さんと共に子育て環境をより良くしようと「やましろ未来っ子みんなでHUGフォーラム」が、京都府木津川市の山城総合文化センターで開かれました
約250人もの参加者が集まり、子どもたちの身近にある様々な問題や、心身や社会的な健康について真剣に話し合う機会となりました
開会式では、山城地方のPTA連絡協議会の河野美帆会長が挨拶を行い、「子どもたちの可能性を引き出すために日々試行錯誤をしています
少しでも悩みを解消できるよう、皆で協力していきましょう」と呼びかけました
また、2024年度の活動表彰が行われ、三山木小PTA（京田辺市）など、3団体と個人に賞が贈られました
フォーラムでは、京都府警の少年サポートセンターの酒本真さんが、最近の子どもたちのインターネット利用についての報告をし、特にSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）でのトラブルや犯罪の増加について警鐘を鳴らしました
「最近、TikTokを始めとするSNSでの悪質な事件がエスカレートしている
脅迫に至るケースもあるほどです」と説明し、親として子どもたちを守るためにどうすればよいかアドバイスしました
被害を防ぐためには「家庭でしっかりとルールを作り、困ったときには必ず話してもらうことが大切です
しつこいくらい繰り返し教えてあげてください」と、心からの呼びかけがありました
地域が一つになって、子供たちの安全を守るために取り組んでいく意義を再確認した時間でした
「SNS」とは、ソーシャルネットワーキングサービスの略で、たくさんの人と繋がれるオンラインのプラットフォームです。例えば、FacebookやTwitter、Instagramなどが有名です。最近では、TikTokが特に若い世代に人気で、短い動画を共有することで多くの人に見てもらえるメリットがあります。しかし、SNSには危険が伴うことも忘れてはいけません。子どもたちが利用する際には、どういったリスクがあるのか、大人がしっかりと教えてあげることが重要です。
- PTAとは、Parent-Teacher Associationの略で、親と教師が協力して子どもたちを支えるための組織です。
- ウェルビーイングとは、心や体、社会的な健康のことを指し、健康的で幸せな生活の質を高めることを目的としています。
- インターネット利用とは、ネット上で情報を検索したり、SNSを使ったりすることを指します。
前の記事： « 京都市の両足院で「ハンゲショウ」が見頃を迎えています
次の記事： 京都ハンナリーズがF.F.to F.との交流イベントを開催 »
新着記事
