
京都には、美しい季節の移ろいを感じることができる素敵なスポットがたくさんあります
今回は、その中でも特に注目を集めている、京都市東山区の両足院で見られる「ハンゲショウ」の魅力についてお伝えします
両足院の魅力とハンゲショウの見どころ
両足院は通常は非公開の寺院ですが、毎年この時期に特別に一般公開されています
およそ1,000株ものハンゲショウが池の周りに植えられており、今はまさに見頃を迎えています
ハンゲショウとは?
ハンゲショウ(半夏生)は、ドクダミ科の多年草で、細く小さな花が咲くことで知られています
特徴として、葉の一部が白く色づくことがあり、これがまた美しい景観を作り出しています
花が終わると、葉は再び緑に戻るため、訪れる人々はその変化を楽しむことができます
季節の訪れを感じる瞬間
特に今の季節、両足院を訪れると、ハンゲショウの白と緑のコントラストが印象的で、時折吹く風がひと時の涼をもたらしてくれるため、心地よいひとときを過ごすことができます
両足院によると、ハンゲショウの見ごろはあと1週間ほど続くとのことです
特別拝観の情報
特別拝観は、2025年7月13日まで行われていますので、この機会をお見逃しなく
詳しい情報は両足院のホームページで確認できますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか
ハンゲショウは、京都の夏に欠かせない植物の一つです。名前の「半夏生」は、季節の変わり目である夏至から数えて11日目のことを指します。この時期に生えることから名付けられたとも言われています。ハンゲショウはドクダミ科に属する多年草ですが、その白い葉っぱの色変わりが特にわかりやすく、ひと目でその存在に気づくことができます。また、仏教の世界でも美しさを象徴するとされており、寺院や庭園でも好まれている植物です。ぜひ、京都の夏の風物詩としてハンゲショウを観察してみてください。
- ドクダミは、夏に白い花を咲かせる低い草で、強い独特の香りが特徴です。葉には薬効もあり、民間療法でも用いられています。
- 多年草は、何年も生きる植物のことを指します。一度根付くと、毎年面倒を見ることなく花や葉を楽しむことができます。
- 特別拝観は、普段は非公開の場所を特別に公開する行事のことです。多くの寺院や歴史的な場所で行われ、特別な体験ができます。
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