
京都府亀岡市の地元高校、亀岡高で、土曜日に特別な講演会が行われました
この講演は、探究文理科の生徒たちを対象にしたもので、気象予報士で防災士の正木明さんが登壇しました
正木さんは温暖化による気候変動の危機について、私たちがどのような地球を未来に残したいのか、自分たちの問題として考えつつ、深く話しました
正木さんは、長年テレビの天気予報を担当し、2022年からは「地球ラボ」と題して子ども向けの出前授業も行っています
この日は、探究文理科の1〜3年生とその保護者、約140人が参加しました
講演では、正木さんが「今の地球はおかしい」と語り、19世紀の産業革命以降、地球の気温が急激に上昇していることを説明しました
シベリアの永久凍土が溶けたり、スイスの氷河が崩れたりと、世界中で異常気象が発生していることを紹介しました
また、欧州では気候変動が国政選挙の主要な論点になっているのに対し、日本ではこの問題への関心が遅れていると指摘しました
正木さんは、十分な対策を講じなければ、今後数十年でさらに気温が上昇すると警鐘を鳴らし、家庭での再生可能エネルギーの導入など、個人でもできる対策を呼びかけました
生徒の中には、「正木さんの言葉に心が動かされた
家族と一緒に温暖化について考えたい」と感想を述べる人もいました
今回の講演を通じて、亀岡の未来を考える良い機会になったのではないでしょうか
「再生可能エネルギー」とは、太陽光や風力、水力など自然の力で作られるエネルギーのことです。化石燃料の代わりに使用されるため、環境にも優しいとされています。日本でも再生可能エネルギーは大切にされ、家庭で使う電気を少しでもこれに切り替えることで、温暖化対策に貢献することができます。みんなが意識することで、より良い未来を作り出すことができるんですよ。
- 再生可能エネルギーとは、自然の力を利用して作られるエネルギーで、太陽光、風力、水力などがあります。化石燃料を減らすために重要です。
- 気候変動とは、地球の気温や気候の変化を指し、主に温暖化が影響しています。これにより異常気象が増えています。
- 温暖化とは、地球の平均気温が上昇する現象で、主に人間の活動によって進んでいるとされています。
前の記事: « 京都府代表選手団がインターハイ結団式を開催
次の記事: 京都府、熱中症危険予報!涼しさを保つ工夫をしよう »
新着記事