左京区の大文字焼き、火床の崩壊に伴う復旧作業

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左京区の大文字焼き、火床の崩壊に伴う復旧作業

先日、京都の夏の風物詩である「大文字焼き」の準備に影響が出る事態が発生しました

今月10日に降った大雨の影響で、京都五山の送り火の一つである「大文字」の火床の3カ所が崩れてしまったのです

この火床は、観光客にもとても人気があり、夏に欠かせないイベントでもあります

崩れたのは、左京区の如意ヶ嶽にある「大文字」の字の一画目、南側部分です

ここには、およそ90センチの幅と深さ30センチの亀裂が、なんと約15メートルにもわたって続いているとのことです

現場は、12日に登山者によって発見され、その後19日に大文字保存会の長谷川英文理事長と土木業者が訪れ、実際の状況を確認しました

大文字の復旧作業について

長谷川理事長は、「点火すれば『大』には見えない状況で、どうしても全面復旧が必要」と述べており、早急な対応が求められています

大文字の送り火は、京都の夏において観光客を魅了するイベントであり、地域の皆さんの心にも深く根付いています

復旧スケジュール

保存会によりますと、来月の12日までに仮復旧作業を進め、その後、ことしの送り火が終了次第、本格的な復旧工事に取りかかる予定です

これによって、私たちもまた大文字の美しい炎を見られる日を楽しみにしています

私たちの文化を守るために、ぜひみんなで応援しましょう!
ピックアップ解説

「大文字焼き」とは、京都の夏の風物詩で、毎年8月16日に行われるイベントです。五山の火送りの一部として、大文字の字が山に点火され、多くの人々に愛されています。この火は、先祖を供養する意味が込められていて、夏の夜空を照らす美しい光景が特徴です。大文字焼きを見るために、多くの観光客が訪れ、地域の活気を生み出しています。

キーワード解説

  • 「大文字」とは、京都の左京区にある山の一つで、夏の「大文字焼き」に使われる火床が設置されています。観光客にとって人気のスポットです。
  • 「送り火」とは、京都の伝統行事の一つで、8月16日に行われるイベントです。亡くなった人の霊を送るための火が焚かれ、町が幻想的な雰囲気に包まれます。
  • 「大文字保存会」とは、大文字焼きの文化と伝統を守るために活動している団体です。地域の人々と協力して、行事の運営や復旧作業に取り組んでいます。

6月21日(土)

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