
皆さん、京都の新しいアートイベント、「住友コレクション展」が左京区の泉屋博古館で開催されています
この展覧会は、泉屋博古館のリニューアルオープンを記念して企画された特別展の第2弾で、約3,500点の中から選ばれた39点の作品が展示されています
この展覧会では、明治・大正時代の傑作が集結し、観覧者を魅了しています
特に注目すべき作品は、二代川島甚兵衞の「猟犬図刺繍額」です
これは、住友家の神戸・須磨海岸の洋館に飾られていたものです
遠くから見ると絵画のように見えますが、実は刺繍で表現された9頭の猟犬が、まるで森の中を駆け抜けているかのような動きが感じられます
この作品を前にすると、自然の力強さとアートの美しさが融合した瞬間を味わえます
さらに、大正時代に木島櫻谷が描いた「燕子花図屏風」も注目です
この作品は、江戸時代の画家、尾形光琳の「燕子花図」を新たに解釈しており、より鮮やかな色使いで花々の立体感や葉の重なりを見事に再現しています
京都には歴史や文化が詰まっており、これらの作品を通じてその意義を感じることができます
この展覧会「続・帰ってきた泉屋博古館」は、2025年8月3日まで開催されています
ぜひ左京区を訪れて、アートの美しさを堪能してみてください
「猟犬図刺繍額」とは、二代川島甚兵衞による作品で、刺繍の技術を利用した美しいアートです。この作品は、猟犬の毛の質感まで細かく表現され、観る人を惹きつけます。特に遠くから見ると、まるで絵画のように見えますが、近くで見ると刺繍の糸が織り成す繊細さに感動するでしょう。芸術の中で伝承される日本の伝統技術を感じられる、特別な一品なのです。
- 住友コレクションは、住友家が所蔵している美術工芸品の総称です。これには日本の歴史的な美術作品や様々な工芸品が含まれ、多様な文化が凝縮されています。
- 泉屋博古館は、京都市左京区にある美術館で、住友コレクションの展示を行なっています。近代日本の美術を紹介するため、優れた特別展を開催しています。
- 川島甚兵衞は、近代日本の著名な刺繍作家で、生活の中に美を取り入れることを得意としました。彼の作品は精緻さと芸術的な感性を兼ね備えています。
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