
京都の魅力あふれる展示会が、京都工芸繊維大学の美術工芸資料館で開催されています
この企画は、日本刀に付けられる「つば」のデザインに焦点を当てており、特にその美しさや工夫を知ってもらおうとしています
今回展示されるのは、コレクターから寄贈された作品を含む263点
この中には、江戸時代に作られた「鶴丸紋透鐔(つるまるもん・すかしつば)」や、「大文字図透鐔(だいもんじず・すかしつば)」といった作品があります
鶴が羽を広げた形をした「鶴丸紋透鐔」は、当時の高い加工技術を感じさせます
さらに、「大文字図透鐔」は、京都で毎年行われる「五山送り火」の象徴的なモチーフです
これらの作品を通じて、刀のつばが美しさだけでなく、歴史にも深く根付いていることがわかります
美術工芸資料館の館長である並木誠士さんは、「刀のつばとしての実用性を保ちながらも、丸や四角の中にさまざまなモチーフが施されているデザインの面白さを楽しんでください」と語っています
この展示会は、7月12日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか
ピックアップ解説
「つば」について、日本刀に欠かせないパーツであることを知っていますか?つばは刀を使うときに手を保護し、その役割から多様なデザインが施されてきました。特に京都では、歴史ある職人たちの手によって、装飾性の高いつばが数多く作られてきました。中でも、江戸時代のものは高い技術力を示しており、見る人をうっとりさせる美しさがあります。刀自体だけでなく、つばにもぜひ注目して、日本の伝統工芸の魅力を感じてみてください。
キーワード解説
- つばとは、日本刀における刀身と柄の間に位置する部品で、握った手を保護する役割があります。デザインが豊富で、刀の美しさを引き立てます。
- 五山送り火とは、京都の夏に行われる行事で、山に大きな文字を焼くイベントです。この行事は、先祖を祀るための大切な儀式でもあります。
- 美術工芸資料館とは、京都工芸繊維大学内にある施設で、伝統的な工芸品や美術作品を展示し、研究するための場所です。地域の文化を守る役割も担っています。
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