2025年6月22日、京都市伏見区の深草鞍ケ谷町で深夜2時半頃、破損した水道管からの漏水が確認されました
これにより、周辺280戸に濁水が発生する恐れがあったため、市上下水道局は午前9時から断水作業を開始しました
復旧作業には専門の技術者が関わっており、迅速な対応が求められています
漏水が発生した水道管は、口径約20センチのダクタイル鋳鉄管です
この管は1972年に設置されたもので、長い年月の使用により老朽化が進んでいたと考えられています
名神高速道路の南側の道路から水が噴き出していたことを通行人が通報し、市の担当者が現場を確認した結果、数センチの穴から水が勢いよく出ているのが確認されました
幸いなことに、道路の冠水や民家への浸水は確認されていません
しかし、周辺住民の方々には影響が出る可能性があるため、市は対象地域の4カ所に給水車を配置して応急給水を行っています
復旧時期は未定とのことですが、地域の人々の生活が早く元に戻ることを願っています
ピックアップ解説
水道管について知っておこう。水道管とは、水を供給するための管のことで、家や公共施設に水を引き入れる重要な役割を持っています。京都のような歴史ある街では、水道管の老朽化が進むこともありますが、そのために定期的な点検やメンテナンスが必要です。また、ダクタイル鋳鉄管は、強度が高く、耐久性がありますが、年月が経つと錆びたり劣化したりするため、適切な管理が求められます。
キーワード解説
- 水道管とは、水を供給するために使う管のことです。家庭や公共施設に水を運ぶ役割を担っています。
- ダクタイル鋳鉄管とは、鉄を使った水道管の一種で、強度が高く、耐久性があります。長年使用されることが多いです。
- 給水車とは、災害や事故の際に臨時に水を供給するための車両です。大きなタンクを積んでおり、現場で住民に水を配る役割を果たします。
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