
京都市動物園から嬉しいお知らせがあります
なんと、ニシゴリラのメス「ゲンキ」が第3子を妊娠したことが確認されました
もし無事に赤ちゃんが生まれれば、国内で20例目となります!
「ゲンキ」は39歳で、京都市左京区の京都市動物園で生まれ育ったニシゴリラです
実は、「ゲンキ」はこれまでに25歳のオス「モモタロウ」と交尾し、2頭の子供を授かっています
最近、今年に入ってから交尾が確認されたので、妊娠の可能性が高まったのです
現在、妊娠はおおよそ4か月に入っていて、健康状態も良好とのこと
出産は今年の11月を予定しているということです
ニシゴリラはワシントン条約において絶滅の危険性が最も高いとされる希少な種で、赤ちゃんが生まれることはとても大切なことです
出産されれば、国内で20例目となるので、たくさんの人が楽しみにしています
京都市動物園の種の保存展示課の飼育員、安井早紀さんは「ゲンキにとっては3回目の出産になりますが、今回は高齢出産なので特に健康管理に気をつけたい」と語っています
私たちも、「ゲンキ」の無事な出産を祈っています!
ニシゴリラとは、西アフリカに生息するゴリラの一種で、全体的に体が小さく、非常に人懐っこい性格が特徴です。見た目は大きな体に愛らしい顔で、多くの人々に親しまれています。しかし、森林の減少や密猟などで数が減ってしまい、現在ではワシントン条約で保護されています。京都市動物園では貴重な存在として、大切に飼育されています。そのため、「ゲンキ」の赤ちゃんが無事に生まれ、多くの人に笑顔を届けてくれることが期待されます。
- ワシントン条約とは、野生動物の絶滅を防ぐために国際的に取り決められた法律です。
- 希少種とは、数が非常に少なく、絶滅の危険がある動物や植物のことを指します。
- 動物園とは、動物を飼育し、一般の人々に見せる場所のことです。教育や保護の目的もあります。
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