
京都府南丹市八木町では、介護状態につながるフレイル(虚弱)予防についての重要な講座が開催されました
この講座は地域の高齢者施設、アイリス福祉会によって企画され、地域住民の健康を考える素晴らしい機会となりました
フレイルという言葉は、簡単に言うと「体が弱ってきた状態」を表しています
年を重ねるにつれて、筋力や体力が低下し、日常の活動が大変になってきます
特に中高年の方々には注意が必要で、100歳を超えても元気でいるためには、早いうちからの対策が大切です
この講座では、アイリス福祉会の管理栄養士が「階段をなるべく使う運動」や「タンパク質不足を補うために牛乳を飲むこと」をすすめています
運動を取り入れることで、筋力を保つことができ、牛乳は骨を強くするために必要な栄養素を含んでいます
平均寿命と健康寿命
講座では、平均寿命と健康寿命についての説明も行われました
男性の平均寿命は82歳で健康寿命は72歳、女性は88歳に対し健康寿命は75歳です
このデータからもわかるように、平均寿命を迎えても、介護が必要な状態になってしまう時間が約10年あることがわかります
フレイルの予防策
フレイルを防ぐためには、運動や食生活の改善が不可欠です
さらに、趣味やボランティアなどを通じて社会と関わることも重要です
人とのつながりや活動は、心身の健康を保つための大切な要素です
アイリス福祉会では特別養護老人ホーム「ヴィラ多国山」を運営しており、その一環として5月24日にこの講座を開催しました
参加者には職員によるフレイル改善を伝える劇や、市社会福祉協議会による血管年齢測定もあり、多くの利用者や地域住民が参加し、盛況を博しました
フレイルとは、一般に「虚弱な状態」を指します。特に高齢者に多い状態で、筋力や体力が低下するため、介護が必要になることも。予防には運動や栄養が大事です。日本では、65歳以上の高齢者が増えており、フレイルの予防は非常に重要なテーマとされています。みんなで健康を保つための知識を身につけることが大切です。
- フレイルとは、体の筋力や体力が低下し、日常生活に支障が出る状態を指します。特に高齢者に多く見られ、元気に生活を送るためには早期の対策が必要です。
- 健康寿命とは、できるだけ自立して日常生活を送れる期間を指します。京都でも、若い人たちと一緒に高齢者の健康を支えることが求められています。
- 特別養護老人ホームとは、高齢者や障がい者が生活するための施設で、日常生活の支援が受けられます。地域に根ざした支援が行われており、安心して住むことができます。
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