
皆さん、京都府福知山市には素晴らしい特産品があることをご存知ですか?それは、良質な漆です!福知山市内の夜久野町では、漆の木から樹液を採取する「漆かき」が盛んに行われています
福知山市には約1500本の漆の木が生えています
この漆の木から取れる「丹波漆」は、文化財の修復にも使われる、とても価値の高いものなんです
また、漆かきの季節は今が旬
特にこの時期は質の良い樹液が多く採れるので、地元の職人たちも大忙しです
最近の23日朝、職人たちが集まり、はしごを使って漆の木に取り組んでいました
漆の木の樹皮を鎌で薄く削り、専用のカンナで切り込みを入れると、白い樹液がにじみ出てきます
この作業は思ったよりも緻密で、熟練した技術が必要です
職人の一人であるNPO法人丹波漆の山内耕祐理事は、「高温や空梅雨の影響で、量が少ない時期もありましたが、現在は例年と変わらない良い漆が採れています」と教えてくれました
今年の漆かきは10月下旬まで続き、見込まれている採取量はなんと8キロ!
この素晴らしい漆文化を守り伝えるために、私たちも地元産品を応援しましょう!福知山の漆かきの様子は、私たち京都の誇りです
漆とは、ウルシの木から採れる樹液のことです。この樹液は、乾燥すると強い塗膜ができ、食品や工芸品の表面保護に使われます。漆は日本伝統の工芸品や家具に多く用いられ、独特の艶や深い色合いが魅力です。さらに、漆はアレルギー物質を含むため、注意が必要ですが、適切な処理を施すことで安全に使用されます。漆の文化は、日本だけでなく他の国でも重視されていますが、ここ福知山の漆かきは特に伝統的で、地域の誇りでもあります。
- 漆とは、ウルシの木から取れる樹液で、乾燥すると強い塗膜になります。工芸品や家具に多く使われています。
- 丹波漆とは、京都府福知山で採れる良質の漆で、文化財の修復に使用されることが多い特産品です。
- 漆かきとは、漆の木から樹液を採取する作業で、職人の熟練した技術が求められます。福知山市では伝統的に行われています。
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