笠置町の小学生がジビエカレーを体験して地域を学ぶイベント

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近年、京都府笠置町では子どもたちが地域の魅力を楽しく学ぶイベントが開催されました

特に注目されたのは、ジビエカレーづくりを通じて、この町の豊かな自然と食文化を体験することです

このイベントは、地域の活性化を目的としている山城青年会議所によって企画され、参加したのは地元の児童たち約30人でした

エプロンを身につけた子どもたちは、カレーの具材となるニンジンやタマネギを自ら手に取り、切ったり皮をむいたりして準備を進めました

その間、町内でシカ肉を提供した猟師の笠井大輝さん(27)から、「食べることで食害を抑えられる」という意味を教わりました

シカは天敵がいないために数が増え、生態系に影響を及ぼすこともあるとのこと

実は、捕獲されたシカの9割が廃棄されてしまっている現状もあり、地域の課題として深く考えさせられました

お昼になると、出来立てのカレーがテーブルに並び、皆で楽しく食事を分け合いました

笠置小学校6年の女児(12)は「シカ肉はおいしかった!野菜を食べやすい大きさに切れた」という感想を述べていました

午後には、子どもたちは「ストーンアート」に挑戦

自分の好きなものを石に描く活動や、カヌーを模したオブジェの制作に勤しみました

完成した作品は後日、町産業振興会館(笠置)に展示される予定です

このような体験を通じて、子どもたちが地域のことを理解し、愛着を持ってくれると心から嬉しく思います

ピックアップ解説

ジビエとは、狩猟で捕獲された野生の動物の肉を指します。京都周辺でも、シカやイノシシがジビエの代表的な食材です。最近、ジビエ料理の人気が高まっており、健康や環境への配慮も注目されています。特に、笠置町は自然豊かな場所で、ジビエの恩恵を受けやすい立地にあります。地元の食材を使った料理を楽しむことが、地域の魅力を再発見する良い機会となるのです。

キーワード解説

  • ジビエとは、狩猟で捕獲された野生の動物の肉のことです。食材としての新鮮さや風味が特徴です。
  • 猟師とは、野生動物を捕獲する職業のことを指します。食材の供給だけでなく、環境管理にも重要な役割を果たします。
  • 食文化とは、特定の地域や民族が大切にする食べ物や食に関する慣習のことです。その地域の特徴や歴史が反映されています。

8月30日(土)

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