京都府に新しい防災訓練設備が登場し地域を支援

阪神大震災を経験した人たちが集まり、京都府で画期的な訓練設備を開発しました

この設備は、倒壊した家からの救助技術を学べる実践的なもので、地元企業ダスキンと連携することで全国的に利用できるようになりました

開発を手掛けたのは、加古嘉信さんという方

彼は、兵庫県神戸市長田区出身で、消防や救助のプロフェッショナルです

警察官としての経験や博士号を持つ彼は、昨年「減災ソリューションズ」という会社を設立し、命を守るための様々なプロジェクトに取り組んでいます

訓練の内容

この新しい訓練設備は「レスキュートレーニングモジュール」として知られ、実際に倒壊した2階建ての家屋を模した環境を作ることができます

例えば、床を切って穴を開け、閉じ込められた人を救助する訓練ができるのです

設備は2種類あり、1つは大型トラックで運べるもので、もう1つは小型トラックで人力で運べるサイズです

訓練環境を自由に設定できるので、様々なシナリオに対応できます

地域との協力

ダスキンとの協力により、必要な時にだけレンタルができるため、設備投資を抑えることが可能です

また、専門スタッフが設営や指導を行ってくれるので、安全に訓練が行えます

今後の展望

加古社長は、「地震では木造家屋の倒壊が多いので、少しでも多くの人を助けるために、この訓練設備を広めていきたい」と話します

最近のデモンストレーションでは、狭い空間から毛布を使って被災者を救出する手順が実演されました

料金について
設備タイプ料金(1泊2日)
132万円
44万円

大地震が発生した場合、救助隊の到着が遅れることが多く、地域の人たちが迅速に動けるようになることが求められています

この訓練設備が、京都府をはじめとした地域の防災力を高めることを期待しています

ピックアップ解説

「減災ソリューションズ」は、京都府で設立された企業で、地震などの災害から人々を守るための技術を開発しています。特に、倒壊家屋の救助訓練設備は、実際の状況を模しているため、参加者がリアルに学べると人気です。加古社長は災害救助の専門家であり、緊急時に役立つ知識を提供しています。この企業が提供する訓練は、地域の防災力を向上させる重要な役割を果たすと考えられています。

キーワード解説

  • 倒壊家屋とは、地震や強風などによって壊れてしまった建物のことを指します。特に木造家屋は倒壊しやすく、被害を受けた人を早く助けるための技術が求められています。
  • 防災訓練とは、災害に対する備えを学ぶために行う訓練のことです。具体的には、救助活動や避難方法などを実践的に学び、災害時にみんなが冷静に行動できるようにする目的があります。
  • 救急救命士とは、緊急の医療が必要な人を助ける専門職です。彼らは救急車の中での治療や、現場での応急処置を行います。医療従事者としての教育を受け、資格を取得した人たちになります。

12月27日(土)

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京都大学新聞が創刊100周年を迎えた感動の瞬間

京都大学の学生新聞「京都大学新聞(京大新聞)」が、なんと100周年を迎えました!この100年という歴史は、学生たちが作り上げてきたものであり、我々京都市民にとっても大きな誇りです

4月1日には、記念号が発行され、教員や歴代の編集者たちの寄稿文や、過去の紙面を振り返る特集が盛り込まれました

こんな素晴らしい歴史を持つ新聞があることを知っていますか?

京大新聞は1925年に「京都帝国大学新聞」として創刊され、その当初は大学の公式な機関紙でした

しかし、1946年に独立してからは、学生の視点で大学の運営や部活動、研究に関する情報など、さまざまなテーマを扱うようになりました

これはとても大切な役割で、学生の意見やフィードバックが大学の運営に反映されることを助けています

記念号の中で、尾池和夫元総長は89年に掲載された「サークル棟や講堂は誰でも使えるべき」という記事に触れ、「こうした視点を持った記者に、今後も活躍してもらいたい」とエールを送っていました

さらに、山極寿一前総長からは、京大新聞が大学への批判や意見を独自の観点から伝えてきたことを高く評価し、「世界の大学や学生の動向についても深く特集し、議論を重視した報道を続けてほしい」という期待の言葉が寄せられました

記念号では、大学周辺の移り変わりを地図で振り返るコーナーや、現役の編集者たちが新聞作りへの思いを語り合う特集も組まれており、思わず読みたくなるような趣向が盛り込まれています

今の編集員たちは、この100年の節目に立ち会えて喜びを感じつつ、次の100年への責任を強く意識しています

文学部2年の岩崎陽さんは、「新聞作りに追われていたら、いつの間にか100周年を迎えてしまった

忙しかったけど、こうした節目に立ち会えて本当に嬉しいです」と語ります

一方、同じく文学部の砂川史佳さんは、「先輩たちが乗り越えてきた苦難のおかげで、私たちもこの新聞を続けられています

これからも、自分たちの声を広めるために頑張りたい」と語気を強めました

京大新聞は、学生目線で情報を届ける独自の路線を引き続き貫きながら、大学と学生との距離を縮める大切なツールであり続けます

私たちもこの新聞の存在を支え、未来の京都をより良くするために一緒に応援していきましょう!

ピックアップ解説

「大学の機関紙」とは、主に大学内の情報や活動を報道するための新聞のことです。これに対して、「独立採算化」とは、大学の運営から独立して、自立的になったことを指します。京大新聞は、学生自身が運営し、自由な視点で情報を発信することで、大学との距離を感じさせない存在であることが特徴です。このような新聞が存在することで、学生たちの意見や思いが、大学の運営に反映されやすくなり、より良い学校環境が築かれていくのです。

キーワード解説

  • 機関紙とは、企業や組織内部の情報や活動を伝えるために発行される新聞や雑誌のことです。
  • 独立採算化とは、独自に収支を管理し、経済的に自立することを指します。
  • 学生の視点とは、学生が自らの経験や意見を反映させながら、物事を考えたり報道したりする考え方のことです。

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祇園の梅雨明けと地球環境問題への挑戦

 京都の祇園で、いつもと違う梅雨明けを迎えたことに驚いている人が多いでしょう

最近では、列島全体が厳しい猛暑に悩まされており、他の地域でも記録的な熱波が続いています

特に欧州では、40度を超える気温が観測されるなど、異常気象が各地で起こっています


 私たちの地球は、これまで経験したことのないような「地球の異変」に見舞われています

こんなときこそ、私たちも環境問題について考えなければなりません

温暖化を抑えるためには、国際協力が必要ですが、現在の状況を見る限り、その足並みは乱れていて、しっかりとした対策が求められています


 国際的な枠組みである「パリ協定」では、産業革命以前の気温上昇を1.5度以内に抑えようとしています

しかし、昨年にはすでにその基準を上回ってしまい、「赤信号」が灯っています

特に、トランプ政権がパリ協定から離脱したことは、影響が大きいです


 地球温暖化の問題は、日本にも多くの関わりがある事柄です

特に、先進国として国際社会での責任を果たすためには、日本自身が体制を見直すことが急務です

参院選では、立憲民主党が出している66%以上の削減目標や、共産党、れいわ新選組の積極的な方針には注目が集まっています

自民党や公明党は現状維持の姿勢をとっていますが、私たちはどの政策を選ぶのか、しっかり考える必要があります


 また、先日の地震や福島の原発事故は、私たちに再生可能エネルギーの重要性や安全対策について再考させるものでした

この先、京都や私たちの地域でも、脱炭素社会を実現するためには、少しずつでも行動を起こしていかなければなりません

新しいエネルギーの形や、地域づくりのための投資も大事です

今こそ、京都の人たちが一丸となって、未来を考える時だと思います

ピックアップ解説

「温暖化」という言葉には、私たちの生活にも深く関わる意味があります。温暖化とは、地球の気温が徐々に上昇する現象のことです。この現象は、私たちの生活や未来に影響を与える可能性があります。たとえば、異常気象が増えることで災害が発生しやすくなったり、農作物の生産に影響が出たりすることがあります。京都も温暖化の影響を受けており、夏がより暑くなっていることを実感する人も多いでしょう。環境問題は私たち一人ひとりが考え、行動しなければならない大切なテーマなのです。

キーワード解説

  • 温暖化とは、地球全体の平均気温が上昇する現象のことです。気候変動が進み、異常気象が増える原因となります。
  • 再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、水力、バイオマスなど、自然の力を利用して生成されるエネルギーのことを指します。これは環境に優しいエネルギー源です。
  • 京都の未来とは、これからの世代が暮らしやすい、持続可能な社会を築くことです。地域の文化を大切にしながら、環境問題に立ち向かうことが求められています。

12月27日(土)

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祇園祭に向けた曳き初めが始まりました!京都市の催し

毎年、多くの人々が楽しみにしている京都の祇園祭

その中でも地元の小学生や市民が参加する大きなイベント「曳き初め」が、今年も華やかに始まりました



12日から始まったこの曳き初めでは、祇園祭のメインイベントである山鉾巡行に向けて、組み立てられた山や鉾を試しに引くというものです

今年も、四条通り沿いで先頭を走る「長刀鉾」が特に注目を集めています



「音頭取」の声に合わせて約100人が綱を一斉に引くと、高さ25メートル、重さ11トンを超える鉾がゆっくりと動き出しました

この時、鉾の上ではかねや笛の演奏が行われ、集まった人々からは自然と歓声が上がります



「長刀鉾」は創建800年を迎える特別な年でもあり、保存会の代表理事である井上俊郎さんは、「事故のないように本番に向けてしっかり準備をしていきたい」と話しています

祇園祭の賑やかさを肌で感じることができ、これからの巡行がさらに楽しみです

ピックアップ解説

「祇園囃子」とは、祇園祭の際に演奏される伝統的な音楽です。この囃子には古くからの京都の文化が詰まっており、鉾の上で演奏されることで祭りの雰囲気をさらに盛り上げます。「囃子」は楽器の音を意味し、「祇園」祭にちなんだ特別な演目がたくさんあります。参加する人は、この囃子に合わせて踊ることもあり、地域の伝統を感じることができます。また、観光客もこの音色に魅了され、毎年多くの人が集まります。

キーワード解説

  • 祇園囃子とは、京都の祇園祭で演奏される伝統的な音楽で、祭りを盛り上げる重要な役割を果たします。
  • 長刀鉾とは、祇園祭の中でも最も有名な鉾の一つで、高さ25メートルを超える大きなもので祭りの先頭を進みます。
  • 音頭取とは、祭りの際に参加者をまとめる役割の人で、特に声を出して参加者に指示を出します。

12月27日(土)

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木津川市で続く交通安全の願いとヒマワリの物語

木津川市で続く交通安全の願いとヒマワリの物語

京都府木津川市では、14年前に4歳の男の子が交通事故で命を落としました

その名は東陽大(はると)ちゃん

父の圭一さんは、今年の5月にその子が残したヒマワリの種を使って新たな命を育む活動を開始しました

このヒマワリは陽大ちゃんが生前に育てていたもので、事故後10年以上も経った今でも「交通安全」を願う象徴として大切にされ続けています

事故が起きたのは2011年11月5日

木津川市の住宅街で、陽大ちゃんが車にひかれてしまいました

父圭一さん(49)は、「事故の瞬間、何も理解できず、まるで夢の中にいるようだった」と振り返ります

陽大ちゃんは「太陽のように明るく育ってほしい」という名前の通り、周りを明るく照らす存在でした

遺品を片付ける中で見つけたのは、陽大ちゃんが持ち帰ったヒマワリの種

母の和恵さん(47)と一緒に植える予定だったもので、亡くなった翌年にその種をまきました

すると、見事なヒマワリが咲き、圭一さんは「息子の代わりに育て、大きな花を咲かせてくれた」と心が温かくなりました

ヒマワリは大切な家族の思い出として、また新たな命を育むための種として、木津川市の地元の人たちにも広がりを見せています

そして、ヒマワリの種を受け取った人たちが「生命のメッセージ展」などでその種をまき、全国規模に広がる「ひまわりの絆プロジェクト」が生まれました

このプロジェクトは、陽大ちゃんの思いと共に全国の安全な交通を願っています

今年の5月17日、京都市東山区の保育園で行われた交通安全教室には、圭一さんの姿がありました

交通ルールを学ぶ園児たちの姿を見て、彼は息子の記憶を新たにし、涙を流しました

陽大ちゃんの思いを胸に、交通安全を願うその瞬間に花の種をみんなで植えることができたのです

念願だった18歳の誕生日には、圭一さんはポケモンのキャラクターの玩具を仏壇に供えました

「本当に陽大が好きな物を渡すことができなかったことが残念」と、思いを語ります

「ヒマワリを見かけたときは、『陽大かな』と思って運転に注意してほしい」と、圭一さんは全国の人々に訴えています

家族の悲しみを減らすため、交通事故を一件でも減らしてほしいとの願いが込められています

ピックアップ解説

ヒマワリには多くの種類があり、日本でよく知られているのは「ひまわり」と呼ばれる品種です。ヒマワリの花言葉は「あなたを見ています」。これは、ヒマワリが太陽に向かって咲く姿から、相手を常に気にかけていることを意味しています。京都では、ヒマワリは夏の代表的な花として愛されており、親子での花摘み体験も人気です。思い出と共に育てられるヒマワリは、家族の絆や愛情を象徴する存在なのです。

キーワード解説

  • ひまわりとは、夏の季節に咲く大きな黄色い花が特徴の植物です。
  • 交通事故とは、車両と歩行者、車両同士などの衝突によって人や物が損傷を受ける事故のことを指します。
  • 交通安全とは、交通に関連する事故を防ぐために講じる対策や注意のことを言います。

12月27日(土)

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京都市で発生した馬の調教中の悲しい事故の詳細

京都市では、情熱をもって馬の調教に取り組む男性が悲しい事故に巻き込まれました

馬の訓練現場は、特に経験豊富な調教師でも、予期せぬ危険を伴うことがあります

今回のケースでは、8歳のサラブレッドとの訓練中に発生した悲劇的な事象を詳しく見てみましょう

事故の詳細とその影響

12日午後1時半すぎ、京都市左京区にある馬の調教施設で、この事故は発生しました

消防への通報があるや否や、警察や救急隊が現場に駆けつけました

倒れていたのは、北区に住む植木職人、義井良作さん(48)です

彼は馬の調教を行っていた最中に、後ろ足で胸を蹴られるという事故に遭ってしまいました

病院に搬送されるも、残念ながらその後に死亡が確認されました

調教の過程は?

義井さんは馬にロープをつけて周囲を歩かせる訓練をしていました

しかし、馬が止まってしまったため、彼はその馬を再び歩かせようと近づいた時、思わぬ事故が起きたのです

この馬は普段からしっかりと調教されていたため、義井さんが特別なことをしていたわけではありません

馬とのコミュニケーションは非常に重要であり、正しい調教法が求められます

馬の特性について

馬はとても敏感で、周囲の環境に強く反応します

どんなに経験豊富な調教師でも、馬の気分や様子を予測するのは難しいことです

特に後ろ足は強力で、危険な場所に近づくと事故が起きる可能性が高まります

馬との関わり方を学ぶことは、楽しいだけでなく、時には危険と隣り合わせであることも理解しておかなければなりません

おわりに

私たち京都の人間として、こうした事故は非常に悲しいものです

馬は私たちの文化や歴史に深く根ざしている動物ですが、その扱いには慎重さが求められます

皆さんもぜひ、馬と接する時には注意を払い、安全第一を心がけましょう

ピックアップ解説

馬は非常に賢い動物ですが、同時に感情的でもあります。例えば、馬は他の動物や人の気持ちを感じ取る能力に優れています。しっかりとしたトレーニングを受けた馬でも、ちょっとしたことで驚き、思わぬ動きをすることがあるのです。このため、馬に接する際は常にその性質を理解し、安全に注意を払うことが最も重要です。特に調教中は、馬の気持ちを読み取る力を養うことが、事故を未然に防ぐカギになります。

キーワード解説

  • 調教とは、馬に特定の行動を教えるための訓練のことです。人間と馬の信頼関係を深めるためにも重要です。
  • サラブレッドとは、高速走行が可能な競走馬の一種で、特に競馬で人気があります。非常に美しい馬ですが、トレーニングは大変です。
  • 北区とは、京都市の北部に位置する地区で、自然に囲まれた静かな環境が魅力です。観光スポットも多く、散策に最適です。

12月27日(土)

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長岡京市のハーモニカグループ「クラング長岡」の活動

長岡京市のハーモニカグループ「クラング長岡」の活動

キーボードの伴奏に合わせて、ハーモニカの優しい音色が美しく響き渡る

ここ京都府の長岡京市に拠点を置くハーモニカグループ「クラング長岡」

メンバー8人は、和やかな雰囲気の中、発表会に向けた練習を熱心に行っている

このグループは1996年に結成された

学校を退職した教員が見たハーモニカコンサートに感動し、「私たちもやってみたい」と集まったのが始まりだ

最初は7人だったが、今ではメンバーが増えて8人に

この仲間たちが一緒に演奏し、楽しい時間を共有している

彼らのレパートリーはとても豊富で、「コーヒー・ルンバ」や「下町の太陽」、「琵琶湖周航の歌」、「リンゴの唄」など、数え切れないほどの曲がある

メンバーの一人は「500曲以上はあるんじゃないかな」と言うほどだ

月に3回の練習では、地元の山下美保さんが指導にあたる

練習が始まると、メンバーの集中力が高まり、まるで空気が引き締まるようだ

音の伸ばし方や強弱の吹き方についてアドバイスを受けながら、繰り返し練習を重ねている

時にはハーモニカを置いて歌詞をじっくり読み込み、曲の背景や演奏の雰囲気について考える時間も大切にしている

また、月に1回程度、近隣の高齢者福祉施設や福祉センター、自治会などにも出向き、演奏を行っているのだ

メンバーたちはハーモニカの魅力を「牧歌的な音色がいい」「楽器が安くて始めやすい」「小さいので気軽にできる」と語る

「難しい曲に挑戦するのはいつも苦しいですけど、グループでやると下手でも楽しい」と嬉しそうに話す

演奏を通じて、「心が明るくなる」と感じるそうだ

代表の瀬戸恵美子さん(83)は、結成当初からのメンバーの一人

「自分の声では出せない音域や節回しがハーモニカならできるのが楽しいと思います

健康にも良いと感じています」と笑顔で語る

「和やかに楽しくやっていますので、出演依頼があれば、ぜひ声をかけてほしいです」と呼びかけていた

ピックアップ解説

ハーモニカは、音を出すために息を吹き込む楽器の一つです。この楽器は、1850年代にアメリカで誕生しました。小型で軽量なため、お出かけにも持って行きやすく、初心者でもすぐにチャレンジできる魅力があります。音楽の基礎を学ぶのにも役立ち、簡単なメロディーから始めることができるため、多くの人に支持されています。京都では、地域の催し物などでも人気があります。

12月27日(土)

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宮津市の旧三上家住宅で開催された絵画講演

宮津市の旧三上家住宅で開催された絵画講演

 京都府の宮津市にある旧三上家住宅で、8月28日に「宮津城下の絵画と絵師」をテーマにした特別な講演会が行われました

地元の市民約45人が参加し、府立丹後郷土資料館からの学芸員、杉田真菜さんが美術品や絵師についての解説をしてくれました

 この講演は、宮津市教育委員会と府立丹後郷土資料館の共催で行われ、1875年に設立された私塾「天橋義塾」の開校150年を祝う企画の一環です

天橋義塾は、近代宮津に多くの優れた人材を輩出しました

 杉田さんが紹介したのは、天保7年(1836年)に宮津で4年間過ごした絵師、堀江有聲(ゆうせい)が描いた「唐子遊・孔雀図衝立」です

この作品は、旧三上家住宅に展示されています

衝立の両面には色鮮やかな唐子と、モノトーンの孔雀が描かれており、その対比が非常に印象的です

 この記念事業は、10月まで毎月異なるテーマで行わる予定です

宮津の文化や歴史を新たに知る機会として、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか

ピックアップ解説

堀江有聲とは、江戸時代の絵師で、彼の作品はその美しい構図と色使いで知られています。特に宮津で過ごした時間が彼の作品に大きな影響を与えたとされています。有聲が描いた「唐子遊・孔雀図衝立」は、手前の唐子の遊ぶ姿と、後ろにいる孔雀の対照的な表現が見る人の心を捉えます。絵師の技術の高さを感じながら、是非その作品を見てもらいたいですね。

キーワード解説

  • 絵師とは、日本の絵画を描く専門家のことです。江戸時代には多くの優れた絵師が活躍し、さまざまなスタイルの絵画が生まれました。
  • 美術品とは、アートとして評価される作品のことです。絵画、彫刻、工芸品などが含まれ、歴史的にも重要な意味を持つことがあります。
  • 宮津とは、京都府に位置する市で、美しい海岸線や歴史的な文化が魅力の場所です。観光地としても人気があります。

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北区の調教施設での悲しい事故についての報告

北区の調教施設での悲しい事故についての報告

京都の美しい風景に囲まれた施設で悲しい出来事が起こってしまいました

12日午後1時40分ごろ、京都市左京区静市市原町にある馬の調教施設で、北区の植木職人の男性(48歳)が調教中の馬に過失で胸部を蹴られてしまい、残念ながら亡くなってしまいました

毎日頑張って馬と向き合っていた彼の姿が目に浮かびますね

この事件は、馬の調教中に不幸な事故が発生したものです

京都府警下鴨署の情報によると、男性は馬を屋外でロープにつないで歩かせていたところ、馬が急に立ち止まり、近づいた際に右後ろ脚で蹴られてしまいました

なんとも言えない悲しさが込み上げてきます

今回の事故に関わった馬は8歳の雄のサラブレッドで、男性は以前からこの施設で馬の調教に携わっていたようです

馬との関係の中には、深い信頼が必要です

事故が起きる背景には、理解不足や予測できない行動があることを私たちも改めて考えさせられます

信頼と絆の重要性

馬と人との信頼関係は非常に大切です

馬も生き物ですから、予想外の行動をとることがあります

そのため、馬との関係を築くためには長い時間をかける必要があります

お互いを理解し合うことが、楽しい調教や競技につながっていくのですね

調教の現実

調教には危険が伴うことがあります

馬は言葉を話さないだけでなく、さまざまな感情を持っています

だからこそ、調教する側もその気持ちを理解しようとする姿勢が求められます

感情を理解することが、より良い関係に結びつくのです

まとめ

この不幸な事故を通じて、私たちは馬との関わり方や安全について再認識する必要があります

馬との信頼関係を築くことは、とても大切なことです

これからも京都の馬文化が安全に続いていくよう、私たちも注意を払っていきたいですね

ピックアップ解説

馬の調教は、ただ単に馬を走らせることだけではありません。馬とのコミュニケーションや理解を深めることが鍵です。調教中には、馬の気持ちや反応をよく観察する必要があります。馬は賢く、トレーニングの中で気持ちが伝わると、信頼関係を築けるのです。実は、馬は人間の表情や声のトーンを読み取ることができると言われています。このため、調教師はいつも明るい声で接し、安心感を与える努力が大切です。

キーワード解説

  • 馬とは、人間が古くから共に生活をしてきた動物で、馬術や競馬などさまざまな用途に使われています。
  • 調教とは、動物に特定の行動を学ばせるためのトレーニングのことを指し、馬の場合は、乗馬や競技のために行われます。
  • サラブレッドとは、特に競馬に使用されるために品種改良された馬の一種で、高速で走る能力を持つことで知られています。

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祇園祭前祭の曳き初め、伝統を感じる鶏鉾の行事

皆さん、こんにちは!京都の夏の風物詩といえば、やはり祇園祭

今年もその季節がやってきました

特に注目すべきは、7月の前祭に行われる山鉾巡行です

私たちの地元、京都の伝統文化を守り続けるため、少しでも多くの方々にこの素晴らしさを伝えていきたいと思います

曳き初めで祈りを込める

7月17日に行われる祇園祭前祭の山鉾巡行を前に、12日に行われた「曳き初め」

これは、組み立てた鉾を試験的に曳く行事です

特に、鶏鉾は昨年、巡行中にアクシデントがあり、左側の後方車輪が剥がれてしまい、やむを得ず途中で引き返さざるを得ませんでした

今年はその教訓を活かし、無事に終わることを願っています

神事とともに行われた試験曳き

曳き初めは午後1時半から始まり、修理を終えたばかりの鶏鉾が前に据えられ、神事が行われました

関係者の皆さんは、巡行の無事を心から祈っていました

その後、近隣の洛央小学校の児童や浴衣を着た池坊短期大学の学生が参加し、「エンヤラヤ―」という掛け声のもと、鉾がゆっくりと動き出すと、沿道からは歓声が上がりました

子どもたちの元気な声が響く中、地域とのつながりを感じる瞬間は、本当に心温まるものです

伝統を守る思い

鶏鉾保存会の坂本篤史代表理事は、「普通に朝、町内を出て戻ってくるというのが当たり前でしたが、去年はそれができなかった

だから今年は必ず無事に戻ってこられるように願っています」と語りました

この言葉からも、強い思いが伝わってきますね

動く美術館

17日の前祭では、「動く美術館」と称される山鉾23基が華麗に都大路を進みます

毎年、たくさんの観客が訪れ、京都の伝統文化を感じる貴重な機会です

皆さんもぜひ、祇園祭を体験しに来てください!

ピックアップ解説

「曳き初め」とは、山鉾を試しに曳く初めての行事で、祇園祭の重要な一部です。これは、鉾が無事に巡行することを祈るためのものでもあります。京都では、小学生や学生が浴衣を着て参加し、地域の伝統を学ぶ貴重な経験でもあります。参加することで地域への愛着も増し、大人になった時にこの文化を次世代に引き継ぎたいという思いが芽生えます。

キーワード解説

  • 鶏鉾は、祇園祭に参加する山鉾のひとつで、鶏の形をした装飾が特徴です。毎年、地元の人たちによって手作りされ、地域の誇りです。
  • 曳き初めとは、祇園祭の山鉾を試しに曳く行事で、安全を確認する重要なイベントです。地域の人々が参加し、伝統を守る大切な機会です。
  • エンヤラヤーとは、祇園祭の曳き初めや巡行で掛ける掛け声です。この声は、鉾を曳く際に士気を高めるために利用されます。沿道の人々もこの声に応じて盛り上がります。

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