
11月8日に行われた第104回全国高校サッカー選手権京都大会の決勝戦は、延長戦に突入するほどの激しい戦いとなりました
この試合は、4年連続同じ対戦カードで、3大会連続12回目の全国出場を目指す「京都橘」と、3大会ぶり6回目の全国出場を狙う「東山」という、京都を代表する実力校同士の対決でした
試合は、前半から「東山」が先にリズムを掴みます
実況が伝えるように、ダブルキャプテンの上山選手と林選手が連携して相手ゴールに迫ります
特に8番の林亮大朗選手の強烈なシュートは、観客を盛り上げました
後半になると、「京都橘」はサイドからの仕掛けが増え、攻撃の手を強めていきます
実況では、13番の永井瞭太郎選手が積極的にシュートを試み、相手ゴールに迫ります
しかし、両校の守備も堅く、試合は80分経っても決着がつきません
そして延長戦へ突入
試合が動いたのは、延長前半6分のこと
京都橘が良い位置でフリーキック(FK)を獲得し、見事にセットプレーから得点します
15番の升田選手が蹴ったボールが、190cmの長身選手・早苗選手によって折り返され、最後は西山選手が左足でネットを揺らしました
この1点が決勝点となり、京都橘が見事に3大会連続12回目の全国出場を決めました
試合後、京都橘高校の選手たちは喜びとともに、全国大会への意気込みを語りました
3年生のDF・西山朝陽選手は、「チームで1年間の苦労が実を結んだ瞬間でした」と話し、主将の平誠都選手は「全国優勝を目指し、代表としての意識を大切にして頑張っていきます」と、意気込みを述べました
フリーキック(FK)とは、サッカーの試合で反則があった際に与えられる特別なチャンスで、キッカーがボールを蹴り、直接ゴールを狙うことができます。攻撃側には絶好の得点機会になるため、FKを獲得することはチームにとって非常に重要です。京都の高校サッカーでも、選手たちはこのキックをいかに効果的に使うかを日々練習し、試合で結果を出しています。
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