
福知山市で開催された「救急フェスティバル」は、地域の家族にとってとても大事なイベントでした
このような機会は、いざという時に必要な知識や技術を身につけるためにとても重要なんです
イベントは13日に京都府福知山市東羽合町の市消防防災センターで行われ、家族連れが AED(自動体外式除細動器)の使い方や心肺蘇生法を学びました
このフェスティバルは毎年、福知山医師会と市が協力して主催していて、地域の人々が救急業務や医療についての理解を深める良い機会を提供しています
この日は、中丹西保健所や市薬剤師会なども参加して、さまざまなブースが設けられ、参加者は多様な体験をすることができました
子どもたちは、市民応急手当普及員や救急隊員から実際に手ほどきを受け、AEDの操作法や、心臓マッサージ(胸骨圧迫)を人形を使って学びました
また、薬の調剤体験もあり、菓子の粒を分包するという楽しい体験を通して、医療に関する理解を深めていました
特に印象的だったのは、昭和小学校2年生の子どもが言った言葉です
「心臓マッサージがうまくできた
お医者さんになって困っている人を助けたい」という夢を持っていることを話してくれました
このような若い子どもたちが、福知山の未来を担う人材として成長していくことが期待されます
AED(自動体外式除細動器)とは、心停止を起こした時に心臓を再び動かすための機械です。誰でも簡単に使えるように設計されており、心臓のリズムを正常に戻すために電気ショックを与えます。これによって、命を救う可能性が高まります。特に、公共の場所や学校、スポーツ施設などに設置されていることが多く、いざという時に備えて使い方を学んでおくことが非常に重要です。
- 救急とは、緊急の事態や病気などに対処するための医療行為やサービスのことです。場合によっては時間が生命を左右することもあるため、迅速な対応が求められます。
- 心肺蘇生法とは、心停止状態にある人の心臓や呼吸を復活させるための救急処置のことです。胸部を圧迫したり、人工呼吸を行ったりします。これにより、脳への血流を保つことができます。
- 応急手当とは、病気やけがをした人に対して、医師が来るまでの間に行う緊急の処置です。傷を洗ったり、圧迫止血をしたりして、患者の状態を悪化させないように助けます。
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