城陽市で発泡スチロール干支飾り作りが話題に

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城陽市寺田にある「文化パルク城陽」は、地域の皆さんに愛される複合施設です

年末が近づくと、ロビーには毎年、発泡スチロールで作った干支の正月飾りが登場します

今年のテーマはウサギやトラ、ヘビなど、どの干支も細かい毛並みや表情が再現されていて、まるで本物のようです

これらの作品を手がけたのは、城陽市出身の窪田慶さん(38)

「来館した人に驚いて、喜んでもらえたらうれしい」と話す窪田さんは、この作品で施設を彩っています

窪田さんは、城陽市民余暇活動センターで働いており、地域の文化事業を支えています

正月飾りの製作を始めたのは2018年からで、彫刻や張り子、ふすま絵など、様々な技法に挑戦してきました

特に、発泡スチロールを使った干支の彫刻は来館者からの人気が高く、年中飾るリクエストも多いそうです

もともと美術系の専門学校でコンピュータ・グラフィックを勉強した窪田さんは、梅の加工を行う工房を経て、今の職場に転職しました

正月飾りの制作は、もともとは担当業務ではなかったものの、同僚の頼みに応じて、貸館業務の合間に取り組むようになったといいます

最初に作ったのは大きな絵馬

各種イベントに向けた装飾制作も行ない、ハロウィンには発泡スチロールを使った着ぐるみを作成したり、3Dプリンターでフィギュアを制作したりしています

来年の干支はウマ

今からその構想を練っているそうです

「大作になるかもしれませんね」と笑う姿から、情熱と楽しさを感じます

文化パルク城陽は、そんな創作活動で地域を明るく楽しく彩っています!

ピックアップ解説

発泡スチロールとは、軽くて加工がしやすいプラスチックです。主に梱包材や建築材料として使用されます。彫刻などのアート作品にも利用され、京都の文化施設での展示が増えてきました。窪田さんが使用している発泡スチロールは、彼の作品に動きと生命感を与える重要な素材なのです。

キーワード解説

  • 文化パルク城陽は、京都府の城陽市にある地域の文化交流や余暇活動を支援する施設です。
  • 干支は、動物を使った12の種類の暦のことで、日本の正月飾りに大切な要素として用いられています。
  • 彫刻は、石や木、金属などを削ったり、整えたりすることで立体的な造形物を作る芸術形式です。

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