
京都市の右京区にあるたけびしスタジアムで、陸上の全国インターハイ出場をかけた近畿地区予選が行われています
ここでは、女子400メートル競技で、京都からも多くの選手が活躍しています
特に、京都橘高校の3年生・朝田遥さんと乙訓高校の3年生・岡崎雛さんの決勝進出が注目を集めました
レースでは、朝田選手が懸命に頑張り、最後の直線で3位でフィニッシュしました
この結果は、彼女にとって昨年に続く表彰台となります
一方、岡崎選手も見事5位入賞を果たし、全国インターハイへの出場を決めました
二人とも、練習の成果を十分に発揮できたようです
岡崎選手は、レース後に仲間と涙を流しながら思い出を振り返るシーンが印象的でした
「しんどい時も一緒に支え合ってきた仲間だからこそ、ここに立てたと思います」と語り、競技への情熱が伝わってきました
冬に喘息を患ったにもかかわらず、仲間たちの支えでここまで来た彼女の姿は、多くの人に感動を与えました
京都橘の朝田選手は、優勝を目指していたものの、悔しさを隠せない様子でした
「近畿の反省を生かして、1ヶ月間、コツコツと練習を積んでいきたい」と意気込みを見せていました
地元・京都の選手たちが全国での活躍を目指す姿は、地元の私たちも力をもらえます
また、男子400メートル決勝では、他の京都の選手も頑張りました
西京高校の奥村晃大選手が2位、洛南高校の渡辺敦紀選手が3位に入賞し、全国出場を決めました
さらに、乙訓高校の長尾琥汰朗選手も初の全国インターハイ出場を決めるなど、充実した結果となりました
女子ハンマー投げでは、花園高校の長谷川有選手が近畿インターハイ連覇を達成し、女子走り幅跳びでの西城陽高校・林ゆずな選手も初優勝を獲得しました
「開催地が京都なので優勝したい」と語る彼女の目標は、まさに地元愛あふれるものでした
洛南高校の田中悠大選手も男子1500メートル決勝で出場し、苦しいレースの中で5位入賞を果たしました
また、女子1500メートル決勝では、立命館宇治高校の芦田和佳選手が、最後の直線で先頭に立ちますが、大阪敬愛の久保凛選手に抜かれてしまいました
しかし、芦田選手は大会新記録を出し、高校歴代3位の記録を樹立しました
こうした活躍の裏には、日々の努力と仲間の支えがあることでしょう
京都から全国に羽ばたく選手たちを、これからも応援していきたいですね
ピックアップ解説陸上競技とは、走る・跳ぶ・投げるといった運動を行うスポーツのことです。オリンピックやインターハイなどで行われる種目で、全世界から多くのアスリートが集まります。特に近畿地区予選では、各県の選手が集まり、激しい戦いが繰り広げられます。選手たちが努力してきた成果を確認できる場として、非常に重要な意味を持っています。
キーワード解説- 強豪校とは、スポーツや学問の分野で非常に優れた実績を持っている学校のことです。多くの大会で入賞する高校は、選手たちの努力によるもので、特徴的な指導方法があることが多いです。
- インターハイとは、高校生による全国大会のことです。毎年夏に各地で行われ、優秀な選手が全国一を目指して競います。学生たちにとって大きな目標であり、名誉ある大会です。
- 全国大会とは、日本全国から選手が参加する大規模な競技会のことです。各地の予選を勝ち抜いた選手たちが集まり、自らの技術を競い合います。そのため、参加すること自体が名誉になります。
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