
最近、京都市内では面白い取り組みが行われています
それは、高校生たちによる「ジャンボタニシ」の駆除作業です
この貝は、南米が原産の「スクミリンゴガイ」という名前で知られており、見た目は大きくて派手ですが、私たちの美しい田んぼにとっては厄介な存在です
「ジャンボタニシ」は日本に食用として持ち込まれたものの、野生化してしまい、稲の苗を食い荒らしてしまうため、各地で問題になっています
京都府によると、この貝は昭和60年に初めて確認されてから、被害面積が年々増えているそうです
田んぼにとっては、まさに敵なんです!
そのため、京都市西京区の府立洛西高校の生徒たちが数年前から駆除作業を始めました
この日は約50人が参加し、近くの水田で作業に励みました
生徒たちは、網を使ったり、火ばさみでつまんだりしながら、たった30分でおよそ5キロも捕獲することができました
初めて参加した1年生の女子生徒は、田んぼにたくさんいるジャンボタニシを見て驚き、農家の方の力になれたことを嬉しく思っていました
このような活動が続くことで、少しずつでも京都の農業が守られればいいなと思います
捕獲された「ジャンボタニシ」は、13日にもさらに駆除作業が行われます
そして、捕まえたものは肥料に加工されるとのこと
環境への配慮も忘れず、京都の美しい自然を守るための大切な一歩ですね!
「ジャンボタニシ」、正式には「スクミリンゴガイ」と呼ばれ、南米原産の巻き貝です。かつては食用として日本に持ち込まれましたが、今では農業に悪影響を及ぼす存在となっています。特に水田での稲の苗を食べることで、農作物に大きな被害を与えるため、駆除活動が求められています。京都では、将来の農業を守るために、地域全体でこの問題に立ち向かっています。高校生たちの活動は、その一環として重要な役割を果たしているのです。
- ジャンボタニシとは、南米が原産のスクミリンゴガイという巻き貝です。日本では食用として導入され、野生化した結果、農作物に深刻な被害を与える存在となっています。
- 高校生の駆除活動とは、地元の高校生たちが積極的にジャンボタニシを捕獲する取り組みです。これにより、農家を助けるとともに、環境保護にも貢献しています。
- 肥料とは、植物を育てるために必要な栄養素を含む物質のことです。捕獲したジャンボタニシは、肥料に加工されることで、また新たな価値を生み出しています。
前の記事: « 上京区の男性がSNSで3115万円の投資詐欺に遭遇
次の記事: 右京区での備蓄米販売開始!万代五条西小路店の様子 »
新着記事