
最近、京都府内では大気の状態が非常に不安定で、特に2日の夜に猛烈な雨が降ったことが話題になっています
京都市と南丹市では「記録的短時間大雨情報」が発表され、特に右京区の一部地域では避難指示が出されました
これは、土砂災害の危険を避けるために重要な措置です
この日は、太平洋高気圧からの暖かく湿った空気の影響で、大気は不安定になり、局地的に雷雨が発生しました
気象庁によると、午後6時50分までの1時間に、右京区の北部付近で約100ミリ、南丹市の南部付近で約90ミリの猛烈な雨が観測されました
このような雨が降ると、土砂災害が起こる危険が高まります
そのため、京都市は午後7時50分に「京北地域」内の細野地域、周山地域、宇津地域の899世帯に、1748人に避難指示を出しました
これは、5段階の警戒レベルのうち、レベル4に当たる情報で、住民には危険な場所から避難するよう呼びかけています
また、京都府内の不安定な天候は夜遅くまで続く見込みで、気象台は引き続き土砂災害や浸水、落雷、突風などに警戒するよう呼びかけています
私たちもこのような天候の変化には十分注意し、自分の身を守ることが大切ですね
ピックアップ解説
土砂災害とは、雨や雪解け水によって山や丘から土や岩が崩れ落ちる現象です。特に京都のように山に囲まれた地域では、豪雨により土砂災害が発生しやすくなります。被害を未然に防ぐためには、地域の避難指示に従うことが大切です。自分の身を守るためにも、周囲の情報を常にチェックしておくと良いでしょう。
キーワード解説
- 土砂災害とは、大雨などで地面の土が崩れ落ちてくることで、建物や道路が壊れる危険があります。特に山間部でよく見られます。
- 浸水とは、大雨が降った時に水があふれて地面や家の中に入ってしまうことです。これが起こると、生活に大きな影響が出ることがあります。
- 雷雨とは、雷が鳴ると同時に激しい雨が降る天気のことを指します。雷と雨が一緒に来るので非常に危険です。
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