
ダウン症の書家として大変有名な金澤翔子さん(39)の個展が、京都市右京区花園妙心寺町の妙心寺で始まりました!初日のオープニングイベントでは、金澤さんが自ら書の実演を行い、来場者たちはその力強い筆さばきを見入っています
金澤さんは、私たちに感動を与えるために頑張っている人です
金澤さんは、生まれたときからダウン症と診断され、5歳のときには母で書家の泰子さんに書を教わりました
現在は東京都内で一人暮らしをしながら、半年前には自身の喫茶店もオープンし、接客業にも挑戦しています
これがまた素晴らしい挑戦ですね!
この日の実演では、観客300人が見守る中、まずは会場となった微妙殿の本尊に手を合わせ、心を落ち着けました
そして、縦1メートル、横1.9メートルの真っ白な紙に「飛翔」の二文字を丁寧に書き上げました
その後、金澤さんは大ファンだと語るマイケル・ジャクソンの「ビート・イット」など、2曲のダンスも披露しました
ちゃめっ気たっぷりの姿に、観客たちも大いに盛り上がりました!
展示会場では、金澤さんが10歳から10年ごとに取り組んできた「般若心経」の書や、初公開の大作「40歳の般若心経」が展示されています
この作品は金澤さんの書家としての成長を感じさせるもので、母への手紙も含まれており、来場者たちはその心のこもった作品に感銘を受けていました
この素晴らしい個展は、6月15日まで開催されています
入場料は一般千円で、午前9時から午後4時まで楽しめます
是非、金澤翔子さんの書やその想いに触れてみてください!
金澤翔子さんは、書道界で広く知られる存在です。特に彼女の「飛翔」という字は、彼女自身の夢や希望を表現していると言われています。ダウン症と闘いながらも、母から受けた教えを大切にし、日々努力を重ねている金澤さん。そのアートは見る人に力を与える力強さと、美しさを兼ね備えています。彼女の作品を通じて、私たちも勇気をもらえるのです。
- 般若心経とは、仏教の経典の一つで、智慧を表す内容が書かれています。短い文章で構成されていますが、深い意味を持っています。
- 書道とは、文字を書く技術や芸術のことで、日本では特に美しい字を書くことが重視されます。書を通じて自分を表現することができます。
- 個展とは、一人のアーティストが自分の作品を集めて展示するイベントのことです。アーティストの個性やスタイルを感じることができます。
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