京都は歴史と文化が豊かな素敵な場所ですが、最近は新たな問題にも直面しています
それはサイバー犯罪です
京都府警察本部は、この深刻な問題に立ち向かうために、特別に訓練を受けた警察官を新たに採用することを決めました
実は、昨年2024年には京都に寄せられたサイバー犯罪に関する相談が、なんと6968件にも上ったのです
これは過去最高の件数で、サイバー空間での犯罪がますます増えていることを示しています
そこで、京都府警は2026年度から「サイバー対処捜査官」を新たに募集することになりました
この警察官は、サイバー犯罪の捜査や解析に特化しており、専門的な知識を持っていることが求められます
サイバー対処捜査官への応募条件は、▼18歳から35歳までの若干名▼合格が必要な試験には「情報セキュリティマネジメント試験」や「基本情報技術者試験」があります
申し込みは2025年8月22日までで、1次試験と2次試験はそれぞれ9月と10月に行われる予定です
採用されると、来年4月からは警察学校での実習を経て、府警本部や警察署のサイバー部門での捜査活動が始まります
京都府警サイバー企画課は「サイバー犯罪の被害は、今後も増加すると予想されます
みなさんの専門知識を使って、府民の安心安全を守る活動に貢献してほしい」とコメントしています
この取り組みによって、私たちの京都がより安全な街になることを期待しています
「サイバー犯罪」とは、インターネットを利用した犯罪のことです。例えば個人情報を盗むフィッシング詐欺や、ウイルスを仕込んだメールなどがあり、多くの人が被害にあっています。これらの犯罪は身近になってきていて、私たちの生活に大きな影響を与えます。例えば、誰でも簡単にアカウント情報が盗まれたり、オンライン決済でお金を失ったりする危険性があります。特に若い世代は、SNSを利用することが多いため、注意が必要です。京都府警が新たに設置するサイバー対処捜査官は、こういった犯罪の被害を少しでも減らすために、しっかりとした知識を身に付けて捜査にあたってくれるでしょう。
- サイバー犯罪とは、インターネットを利用して行われる様々な犯罪のことです。個人情報の盗用やウイルスの拡散が含まれます。
- 情報セキュリティマネジメント試験とは、情報の安全を守るための知識や技術が身についているかを評価する試験です。これに合格することで専門性が証明されます。
- 基本情報技術者試験とは、ITの基礎知識や技術を持っているかを測る試験で、情報技術に関わる業界での職業に役立つ資格です。
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