最近、子どもたちが自らの手で救命技術を学ぶことが重要視される中、城陽市の少年消防クラブが特別な訓練を実施しました
7月14日、城陽市富野にある市消防本部で行われたこの救急訓練では、子どもたちが実際に心臓マッサージやAEDの使い方を学びました
これにより、いざという時に命を守るためのスキルを身につけることができました
このクラブは1981年に設立され、現在は小学4〜6年生の26人が参加していて、防火訓練や消防訓練を通じて日々成長しています
年に1度の救急訓練には、クラブ員だけでなくその保護者も参加し、合計約40人が集まりました
心肺停止の状況で迅速に対応するため、救急救命士が寸劇を交えて心臓マッサージや119番の手順を説明しました
「救急車が来るまで平均7分かかりますので、その間に助けることが大切です」と話され、児童たちの真剣な眼差しが印象的でした
その後、子どもたちはグループに分かれて実技を行い、富野小学校4年の男の子は「人形を押すのが思ったよりも硬くて難しかった」と感想を述べていました
このように、城陽市では子どもたちに命を守るための知識と技術を教え、地域全体で安全に関心を持つことが求められています
「AEDとは?」AED(自動体外式除細動器)とは、心肺停止になった人を助けるための機械です。誰でも使えるように設計されていて、使い方が書かれた音声ガイドが流れるので、初めての人でも安心です。 AEDは心臓が正常に動いていない時に電気ショックを与えて、心臓のリズムを戻す手助けをします。今回の訓練では、児童たちがAEDを使う場面も学びましたが、一般の人が使えるように設置されている場所も増えてきています。 AEDを使える人が増えることで、少しでも多くの命が救われることが期待されています。
- AED(自動体外式除細動器)とは、心停止の際に電気ショックを与えることができる医療機器です。誰でも使用できるように設計されています。
- 消防訓練とは、火事や災害が起きた時に迅速に対応できるように行う訓練のことです。子どもたちが参加することで安全意識が高まります。
- 心臓マッサージとは、心臓が動かなくなった人に対して行う処置です。胸を押すことで血液を循環させ、命をつなぐ大切な技術です。
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