
京都市の「多様な性の在り方が尊重される京都」推進ネットワークは、性の多様性への理解を広げ「誰もが自分らしく生きられる社会」を目指して活動しています
その一環として、1月20日に株式会社岩崎書店から絵本「なにでもないもん」が発売されます
絵本の発行について
絵本の詳細
「なにでもないもん」
作:少年アヤ 絵:阿部海太
編集:筒井大介 装丁:椎名麻美
発行:株式会社岩崎書店
定価:1,870円(税抜1,700円)
発売日:2025年1月20日(月)
販売:全国の書店
絵本の内容
この絵本は、自身のセクシュアリティに悩む子どもたちに向けて、ありのままの自分を受け入れ、自分らしさを大切にすることの重要性を伝えています
物語は、生きづらさを感じる中で自分を見つけ直していく過程を描いており、全ての子どもたちに力を与える内容です
あらすじ
主人公は性別の枠組みから解放され、「なにでもない」と感じる自分を見つけ直していく物語です
自分の中から呼びかける声に導かれ、真の自分を取り戻す過程を描いています
絵本制作の背景
LGBT等の性的少数者は幼少期から多くの苦しみを抱えており、この絵本はそのような子どもたちに「自分を大切にすること」を伝えるために企画されました
少数者の経験を基に、全ての人に自分を受け入れることの重要性を伝えています
クラウドファンディングについて
この絵本を1人でも多くの子どもたちに届けるため、昨年9月から10月にクラウドファンディングを行い、多くの支援を受けました
この支援金で絵本を京都市内の児童関連施設に寄贈する計画です
支援内容
実施期間 | 2024年9月2日(月)から10月31日(木)まで |
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支援金額 | 167万5千円 |
支援者数 | 123名 |
掲載確認日:2025年01月17日
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