
京都府福知山市の旧川合小学校で、親子で楽しめる体験イベント「ワクワクドキドキたいけんあそび」が開かれました
このイベントは、地域の人々が集まって交流し、遊びながら学びを深めることを目的としたものです
主催したのは、廃校を利用して住民同士のつながりを深めたり、キャンプ場を経営する「カワイリバースプロジェクト」です
この日は約70人が参加し、子どもから大人まで様々なアクティビティに挑戦しました
特に注目されたのが、「まいぎり式」と呼ばれる方法での火おこし体験です
これは、ひもを使った板を回転させることで摩擦熱を生み出し、火を起こす技術です
参加者たちは真剣な表情でこの体験に臨み、焦げた木の香りや煙が上がると、その成功に歓声を上げました
また、温めた空気をポリ袋に入れて飛ばしたり、磁石を使って人を持ち上げるなど、科学の不思議を体験する実験も行われました
これらのアクティビティは、遊びを通じて身近な自然の原理を理解する良い機会となっています
さらに、特別なこととして、今年三和中学校を卒業した生徒たちが運営スタッフとして手伝いました
一人の生徒は、「高校に進学すると地域とのふれあいが減ってしまう
自分が育った三和をもっと盛り上げたい」と語り、地域への愛着を示しました
このような取り組みは、福知山市が心を一つにしていくための大切なステップとなっています
「まいぎり式」とは、古代から伝わる火を起こす方法の一つです。この技術は、摩擦熱を使って木を焦がし、火種を作ることにあります。日本では、特にキャンプやアウトドア活動の中で親しまれています。最近では、子どもたちに自然の大切さや自分で火を起こす体験を提供するために、さまざまなイベントで利用されています。こうした体験を通じて、自然とのふれあいや科学の面白さを学ぶことができるのが魅力です。
- 廃校とは、学校が閉鎖された場所のことを指します。地域によっては、こうした廃校を活用してイベントや集会所にするところもあります。
- 地域とのつながりとは、住んでいる場所の人々やコミュニティとの関係のことです。文化や行事を通じて心のつながりを築くことが大切です。
- カワイリバースプロジェクトとは、福知山市の廃校を活用して地域の交流を促進する取り組みのことです。このプロジェクトでは、キャンプなどを通じて住民同士がつながる機会が提供されています。
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