最近、京都市内のミニストップで驚きの問題が発覚しました
なんと、店内で調理した食品の消費期限を偽って表示していたのです
これは、食品ロス対策の名のもとに行われたものだと、市の調査に対して店舗側が説明しています
具体的には、嵐山駅前店(西京区)で行われた調査において、昨年4月から「売れ残りを防ぐために、従業員が自由に判断して行った」とのこと
消費期限のラベルを貼る際、調理後にその時間を4時間も延ばして表示していた事例が報告されています
さらに、他の店舗でも同様の問題が確認されており、久御山町田井店や京田辺市の田辺中央店でもおにぎりや弁当のラベルを貼るタイミングを数時間ずらしていたと説明しています
これらの店舗も、「食品ロスを減らすために、数年前からこのようなことを行っていた」と述べています
しかし、普段私たちが食べる食品には、正しい消費期限がとても大切です
それが偽装されているとなると、もちろん安心して食べられないということになります
また、京都府の担当者は「理由もなくラベルを速やかに貼らない行為は、食品表示法に違反する可能性が高い」と警鐘を鳴らしています
市と府はこの問題に対して、3店舗を文書で指導しましたが、現時点で健康被害は確認されていないとのこと
私たち食べる側としても、日常の買い物の際には、こうした問題に注意を払い、自分の健康を守ることが大事ですね
京都の美しい街と、安心して食べられる食文化を守るために、皆さんも気をつけていきましょう
「食品ロス」とは、食べ物が捨てられることを指します。買い物の際によく考えて購入し、余ってしまうことを減らすことが大切です。例えば、家庭での食材管理を見直したり、必要な分だけ買い物をすることで、食品ロスを減らすことができます。そうすることで、私たちの地球も守れるんですよ!
- 食品表示法は、食品に関する表示を定めた法律です。この法律により、消費者が安心して食品を選べるように、正確な情報提供が求められます。
- 消費期限は、食品が安全に食べられる期限を示します。これを過ぎると、食品が劣化し、健康に害を及ぼすことがあるため、とても重要です。
- 食品ロスは、食べられるはずの食品が捨てられることを指します。買ったけれど消費されない、余った食材が廃棄されることが問題になっています。
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