
料理は毎日の生活の中で、私たちの健康を支える大切な要素です
また、食材の選び方や調理法も健康に影響を与えます
そんな中、特に注目されるのが「減塩みそ」です
このたび、京都府舞鶴市で、手作りの減塩みそを学べる料理教室が開催されました
今回は、その様子をお伝えします
手作り減塩みそ教室について
2日に舞鶴市余部下の中総合会館で、地元の料理研究家が講師となり、減塩みその作り方を教える料理教室が行われました
市が主催し、17人の参加者が集まりました
講師の紹介
講師は、市内の料理研究家である谷口久美子さん(同市七日市)
谷口さんは、実習の始まる前に、塩分を控えたレシピを参加者に紹介しました
参加者は、講師のアドバイスを受けながら、実際にみそを作っていきました
みその作り方
みそ作りに取り掛かる参加者たちは、まずこうじに塩を均等にまぶしてから、圧力鍋で炊いたミンチ状の大豆を加えました
「塩とこうじをしっかりとほぐすことがポイント」と谷口さんは教えてくれました
具材を混ぜ合わせた後は、ボール形に丸めて保存容器に入れる作業へと進みました
このとき、内部の空気を抜くために、投げつけるように入れるのがポイントです
完成までの期間
みそは8カ月間寝かせることで完成します
この長い時間があれば、発酵が進んで風味豊かなみそができあがるのです
参加者の一人、31歳の福村有城さんは、「発酵食品を自宅で作っていて、今回の教室に参加した
みそづくりにも挑戦したい」と意欲を見せていました
舞鶴市での減塩みそ作り教室は、参加者にとって健康的な食事を考える良い機会になりました
みそ作りには、自家製の発酵食品を楽しむ魅力があります。みそは大豆を発酵させて作るもので、独特の風味や栄養素を持つ日本の伝統的な調味料です。発酵食品は腸内環境を整えるとされ、体に良いとされています。舞鶴市での今回の教室は、そんなみそ作りを学び、自宅でも手軽に挑戦できる機会を提供してくれます。みそは大豆のうま味と発酵の力で深みのある味を生み出し、家庭料理に大いに役立ちます。
- みそとは、大豆を主材料として、こうじ(米や麦などの穀物)を加えて発酵させた調味料です。日本の食文化に欠かせない重要な食材です。
- 発酵とは、微生物(菌や酵母)による化学反応を利用して、食材を加工する方法です。酵母や菌が糖を分解してアルコールや酸を生成することで、食材の栄養価や風味が変わります。
- こうじとは、米や大豆などに特定の菌を繁殖させたもので、味噌や醤油などの発酵食品を作るために用いられます。発酵の源となる大切な材料です。
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