2025年1月24日、京都府城陽市の文化パルク城陽で行われた講演会が注目を集めました
テーマは「ウクライナ情勢から考える世界の経済と平和」
この講演会には、ロシア政治の専門家である中村逸郎・筑波大名誉教授がスピーカーとして登壇し、市民約150人の前で彼の見解を語りました
中村教授は冒頭に、ウクライナの首都キーウに住む友人から送信された録音を再生しました
その内容は、ウクライナ軍の迎撃システムが作動している音で、今のウクライナがどれほど危険で混沌としているのかを感じさせるものでした
「こんな音が毎晩響いている
ロシア軍のミサイル攻撃が常に脅威となっている」と強調しました
また、トランプ前大統領が「24時間で戦争を止める」と約束したにも関わらず、実際にはその約束が果たされていない背景についても言及しました
中村教授は、特に昨年10月に北朝鮮による兵士の派遣があったことが、トランプ氏の発言トーンを変える大きな要因だと考えています
「外交交渉だけではどうにもならない
トランプはウクライナへの軍事支援をやめることはできない」と述べ、今後の見通しにも危機感を示しました
最後に、中村教授は日本に避難しているウクライナ人の生活にも触れ、「彼らには温かい言葉をかけてあげてほしい」と呼びかけをしました
この講演会は、城陽商工会議所が主催する新春経済講演会として開催され、地域社会に重要なメッセージが届けられました
「ウクライナ軍の迎撃システム」とは、ロシア軍のミサイル攻撃に対抗するための武器で、敵の missiles(ミサイル)を空中で迎撃し落とすために作られています。ウクライナでは、このシステムが日常的に使用されており、国民の安全を守るため必死に戦っています。周囲の人々や支援者からも注目されているこのシステムが、どのように具体的に機能するのかを知り、理解することが重要です。多くの国民がこの技術の重要性を認識しており、ウクライナの状況を支える一環として重要な役割を果たしています。
- ウクライナとは、東ヨーロッパに位置する国で、ロシアと接しています。2022年から続くロシアの侵攻により、国の安定が揺らいでいます。
- ミサイル攻撃とは、敵に対してミサイルを使用して攻撃することを指します。迅速で遠距離からの攻撃が可能ですが、民間人に被害を及ぼす危険があります。
- 平和とは、戦争や対立のない状態のことを指します。しかし、実際には中立を保つことが難しく、理解や対話が重要です。
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