
今回は、京都府向日市で行われた脱炭素に関する市民講座「むこうde(デ)カボの学び舎」についてお伝えします
この講座は、親子で楽しみながら環境問題を学ぶ絶好の機会です
小学生とその親たちが参加し、太陽光発電の仕組みを使った「ソーラーハウス」作りに挑戦しました
京都は美しい自然環境がありますが、温暖化などの環境問題も大切に考えなければなりません
ここで紹介される活動が、地元の子どもたちにとっても重要な学びとなるのです
講座の詳細
この講座は、向日市が2024年から正式に始めるものです
その名の通り、「デカボナイゼーション」は二酸化炭素の排出量削減を目指す言葉です
講座では、京都府地球温暖化防止活動推進センターからの講師が環境問題について分かりやすく説明し、参加した子どもたちが実際に工作を通して学びます
工作の内容
子どもたちは牛乳パックを使い、家の形を作ります
これが「ソーラーハウス」の基礎となります
光の当たるところに置いておくと充電し、暗くなるとLED照明が点灯する仕組みです
「エコなハウス」はただの作品ではなく、環境にやさしい生活の大切さを学ぶ重要な教材です
参加者の様子
参加者の中には向日市に住む7歳の女児もおり、彼女は「自転車や植物を描いた
エコなハウスを作れてうれしかった」と語りました
子どもたちが楽しんで学ぶ姿を見ると、環境への意識が高まることが期待されます
自分たちが未来を担う世代として、こうした経験が大切です
この講座は、向日市だけでなく、京都全体が持続可能な社会を目指すための大切な第一歩と言えるでしょう
未来が明るいものとなるためには、今の私たちの行動が欠かせません
子どもたちが学んだことが、これからの京都の未来にもつながっていくことを願っています
「LED」とは、Light Emitting Diodeの略で、電気を流すと光を出す半導体のことを指します。日本では1970年代から使われ、最近では省エネの観点からも注目されています。家庭用の電球としても広く普及しており、消費電力が少なく、寿命も長いのが特徴です。LEDを使った照明は地球環境にも優しく、これからの未来には必需品と言えるでしょう。LEDを使ったソーラーハウスのように、身近なものから環境に優しい選択をすることが、私たちの未来を明るくします。
- デカボナイゼーションとは、二酸化炭素排出量を減らす取り組みを指す言葉です。京都でも温暖化防止に向けた活動が進められています。
- 環境問題とは、地球の自然環境が人間や動植物に与える影響について考えることです。これには温暖化や資源の枯渇など様々な課題が含まれます。
- ソーラーハウスとは、太陽の光を利用して電気を生み出す家のことです。環境に優しい生活を送るための新しい選択肢として注目されています。
前の記事: « 左京区の投資名目詐欺事件、約815万円被害の実態
次の記事: 井手町のいづみ保育園に寄贈された木製積み木の魅力 »
新着記事