2025年8月6日、広島に原爆が投下されてから80年が経過しました
この日、京都府乙訓地域の6つの寺院で「非核・平和の鐘をつくつどい」が開催され、参加者たちが
非核・平和の鐘をともに鳴らす
この催しは、原水爆禁止乙訓協議会が主催しており、今年で37回目を迎えます
参加者たちは手を合わせ、とても静かな雰囲気の中で、不戦の思いを新たにしました
鐘をつくときの思い
長岡京市にある金蓮寺では、14人の市民が集まり、原爆の犠牲者を追悼するために黙とうを捧げました
その後、アコーディオンの伴奏に合わせて、「青い空は」という歌を合唱しました
これは、原爆投下の時間(午前8時15分)に合わせて、一人一人が順番に鐘をつくという形で行われ、心に響く瞬間でした
戦争の影響を伝えるために
特に記憶に残るのは、戦争で父親を失った83歳の女性の言葉です
「できることはもう限られている」と彼女は語り、来年も参加して、原爆の恐ろしさや平和の大切さを若い世代に伝えたいという気持ちを表現しました
このような活動には、私たちが身近な場所で感じた平和の大切さを再認識する良い機会になるのです
ピックアップ解説
「青い空は」という歌は、原爆の影響を受けた心情を表現した歌で、当時の平和を願う気持ちが込められています。多くの人がこの歌を通じて、原爆や戦争の恐ろしさを若い世代に伝えつつ、平和の重要性を考える機会にしています。
キーワード解説
- 非核とは、核兵器を持たない状態や活動のことを指します。核兵器の恐ろしさを知っている人々が、その危険性を避けるための意識を持つことが大切です。
- 平和とは、争いや戦争がなく、皆が安心して暮らせる状態のことです。私たちは平和を守るために、互いに理解し合うことが重要です。
- 原水爆禁止とは、核兵器を使わないことを求める運動や活動のことです。これに参加することで、世界の平和を考えるきっかけになります。
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