最近、私たちの身の回りにはたくさんのネットトラブルがありますよね
特に子どもたちは無邪気にスマートフォンを使っていますが、知らない間に危険にさらされることもあります
そんな中、京都府京丹波町役場で、子どもたちを守るための講演会が開催されました
この講演会では、スマートフォンを通じて近づいてくる犯罪の手口や、ネット依存を防ぐための具体的な対策が紹介されました
講演会の様子
この講演は、町PTA連絡協議会が「子育て講演会」として、2月25日に行いました
参加者は保護者55人と、皆さん真剣に耳を傾けていました
講師には、京都府警南丹署の生活安全課の森下薫係長が登場し、SNS上での危険なやりとりについて詳しく解説しました
危険な相手とのやりとりとは?
森下係長は、異性を装った相手が危険なメッセージを送ってくることがあることを警告しました
例えば、恥ずかしい写真を送らせて、その後に現金を要求する手口があるとのことです
子どもたちには「どんな小さなことでも警察に相談を」と呼びかけていました
ネット依存度の現状
また、府警のネット安心アドバイザーの山脇安三さんも講演を行い、府内の中高生のネット依存度が全国平均よりも高いという興味深いデータを紹介しました
でも、山脇さんは「スマホ利用を完全にやめるのは難しい」とも話し、付き合い方を工夫する必要があることを強調しました
親としての対応方法
洛央小学校の校長を経験した森下係長は、スマホの使いすぎで子どもたちを怒るだけではなく、利用時間の制限や勉強に与える影響について優しく説明することが大切だと提案してくれました
親と一緒にルール作りをすることで、より良いスマホ生活を送れるようになるでしょう
このように、講演会を通じて多くのことを学んだ参加者たち
子どもたちを守るためには、私たち大人がしっかりと情報を持ち、しっかりサポートすることが大切ですね
「ネット依存」という言葉には、最近特に注目が集まっています。ネット依存とは、スマートフォンやインターネットに対して常に気持ちが向いてしまったり、使用をやめられない状態を指します。この状態になると、学校の勉強や友達との時間が減ってしまうこともあります。特に、中高生にとって、スマホは生活の一部として欠かせない存在となっているのです。しかし、依存状態に陥らないためには、適切な時間制限を設けることが重要です。一緒にルールを作ることで、子どもたちもスマホと上手に付き合えるようになれるでしょう。
- ネット依存とは、インターネットやスマートフォンに必要以上に依存してしまう状態を指します。生活に悪影響を及ぼすことが多いです。
- SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、友人や知人とつながるためのウェブサービスです。気軽にコミュニケーションが取れる点が魅力です。
- ネットトラブルとは、インターネットを利用する中で発生する様々な問題のことを指します。詐欺や悪口、個人情報の漏洩などがあります。
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