下京区の良縁親の会が20周年を迎えた意味とは?

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下京区の良縁親の会が20周年を迎えた意味とは?

 結婚相手を見つけるのが難しい現代

そんな中、親が子どもの結婚相手を探すためのサポートをする「良縁親の会」が、京都市下京区で活動していることをご存知でしたか?この一般社団法人は、今年で活動開始から20周年を迎えるにあたり、これまでの成果や今後の展望についてお話ししましょう

良縁親の会の活動の歴史

 「良縁親の会」は2005年9月に設立され、その翌月には京都市内で初めての親同士の「代理お見合い」を実施しました

以来、全国にその活動を広げており、これまでに700回以上の親同士の交流会を開催し、延べ約5万6千人が参加しています

これはすごい数字ですよね!

親同士の「代理お見合い」とは?

 親同士の「代理お見合い」は、まず参加者が自身の子どもの年齢や趣味、理想の相手像などを紙に記入し申し込みます

そして、申し込んだ親には、氏名や住所を伏せた子どもの名簿が送られます

この名簿をもとに、親同士で交流し、結婚観を話し合ったり、身上書を交換して理想の相手を見つけるのです

今回は特別な機会

 通常は独身の22〜50歳の子どもがいる親を対象としているこの会ですが、今回は結婚を希望する本人も参加できる特別回が設けられています

これにより、よりリアルな出会いの場が広がることが期待されています

結婚への価値観の変化

 最近では、男女とも未婚のまま過ごす割合が高まり、結婚に対する考え方も多様化しています

代表の宮越法子さんは「マッチングアプリとは違い、顔が見える安心できる出会いの場を提供していきたい」と強調しています

やはり、安心して相手を見つけたいというのは多くの人の願いですもんね

 これからも「良縁親の会」の活動は、京都から全国へと広がっていくことでしょう

下京区から始まったこの取り組みが、素敵な出会いを生むことを願っています

ピックアップ解説

「良縁親の会」の活動で、特に注目されるのは「代理お見合い」です。これは、親が子どものために相手を見つけるサポートをするというユニークな形です。この仕組みは、参加者が自身の希望を記入した上で、名簿を受け取り、その情報を元に親同士が意見を交わすスタイルです。これによって、より理想的な出会いが可能になり、また顔が見える安心感も得られます。特に最近の結婚観は多様化しているため、こうしたサポートはますます重要になってきています。

キーワード解説

  • 良縁とは、良い結婚関係を指します。親が子どもの結婚相手を選ぶ際に、家柄や相性を重視し、子どもが幸せな結婚をすることを願う思いがあります。
  • 結婚観とは、人それぞれの結婚に対する考え方や価値観のことです。近年は多様化が進み、結婚に対する考え方が変わってきています。
  • お見合いとは、結婚を前提にした出会いの方法の一つで、双方の親などが指定した条件をもとに、お互いの気持ちを確認する場です。

8月23日(土)

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8月23日(今週末)に京都で開催されるイベントの一覧

8月24日(日)

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