
もうすぐ夏がやってきますが、この季節は水の事故が増える時期でもあります
そこで、京都市で子どもたちが溺れたときの対処法を学ぶ講習会が開かれました
この講習会は、日本赤十字社京都府支部が主催し、地元のスイミングスクールで行われました
小学生とその保護者約20人が参加し、非常に重要な学びの場となりました
参加者たちは、もしも溺れそうになったときには、服や靴を着たまま泳ぐのが難しいことを理解し、まずは体の力を抜いて顔を水面から出すことが大切だと教わりました
実際にプールに入り、その感覚を確かめながら浮く練習をしました
講習の中で、参加者は空のペットボトルを胸の位置に持てば、顔が水面から出やすくなることも学びました
この方法を使うことで、救助を待つ時間を稼げるかもしれませんね
講習に参加した小学5年生の男の子は、「沈みそうになったときは今日学んだ方法を使いたい」と話していました
このように、子どもたちが自分の命を守るための知識を身につけることはとても大切です
実際、日本の警察庁のデータによると、関西2府4県では昨年(令和6年)の7月と8月に59件の水難事故が発生し、その結果23人が亡くなってしまいました
この数字を見ても、水の事故の危険性がどれほど高いか分かります
講師の日本赤十字社京都府支部の浅井久照さんは、「泳げる人もそうでない人も、水の近くには常に危険が潜んでいます
だからこそ、安全に水遊びを楽しんでほしい」と参加者に呼びかけました
浮くための方法として、体の力を抜くことが大切だと言われています。特に水面に顔を出すためには、力を抜いてリラックスするのがポイント。ぜひ覚えておいて欲しいテクニックです。皆さんも、この夏は安全に楽しい水遊びを心がけてください!
- 水の事故とは、海やプールなどの水の中で発生する事故のことで、時には命に関わる危険も伴います。特に夏は事故が増えるので注意が必要です。
- 溺れるとは、水の中で息ができなくなり、体が沈んでしまう状態のことを指します。救助が必要な危険な状況ですので、事前に対策を知っておくことが重要です。
- 日本赤十字社とは、災害救助や医療サービスを幅広く提供する公益法人です。人命を守る活動や、災害時にボランティアとして支援を行うため、地域の安全に貢献しています。
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