京都市が滋賀県に感謝金23億円、新たな水道契約を締結

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琵琶湖から京都市に流れる水道水

これが実は「琵琶湖疏水」によって支えられています

最近、滋賀県と京都市はこの水の利用に関して新しい契約を結びました

この契約により、京都市は滋賀県に「感謝金」として今後10年間で合計【23億円】を支払うことになります

これまで、滋賀県には毎年一定額の感謝金を支払ってきましたが、10年ごとにその内容を見直しています



新たな契約の締結式が行われたのは、京都市左京区にある「琵琶湖疏水記念館」

滋賀県知事の三日月氏と京都市長の松井氏が出席し、契約書に署名しました

新契約では、今年度【令和7年度】からの10年間、毎年約【2億3千万円】を支払うことになっています



契約の締結後、三日月知事は琵琶湖疏水の建設工事で亡くなった方々を悼む石碑を訪れ、黙とうを捧げた後に花束を供え、感謝の気持ちを表しました

彼は「何かあった際には『びわ湖の水を止めるかもしれない』という言葉が出るかもしれないが、実際には深いつながりを持つ京都市との関係を大切にしたい」と語りました



また、松井市長も「水のつながりを守り育て、この契約を機にさまざまな交流を深めていきたい」との意思を示しました

琵琶湖と京都市の関係は、私たちの生活に欠かせない水の源であり、その大切さを改めて認識する機会となりました

ピックアップ解説

「琵琶湖疏水」について説明しましょう。この疏水は、琵琶湖から京都市まで水を引くために作られた人工の水路です。1890年に完成し、今では京都の重要な水源となっています。水が流れる景色は美しく、大阪のビジネスエリアへも水を供給しています。観光を楽しむ際には、疏水の周りを散策するのもおすすめです!天然の美しい風景と歴史が詰まった場所として、多くの人に親しまれています。

キーワード解説

  • 琵琶湖疏水は、琵琶湖から京都市に水を運ぶために作られた人工の水路です。1874年に工事が始まり、1890年に完成しました。この疏水は、農業用水や飲料水として欠かせない存在です。
  • 感謝金とは、琵琶湖の水を利用する京都市が滋賀県に対して支払う金銭です。このお金は、水を供給してもらうことへの感謝の意を示すためのものです。
  • 三日月知事は滋賀県の知事で、県の政策や県民に関する大切な決定を行っています。地域の活性化を目指し、滋賀と京都の水利の関係を重視しています。

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