向日市の旧上田家住宅で江戸時代の陶磁器を展示

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向日市の旧上田家住宅で江戸時代の陶磁器を展示

向日市鶏冠井町の文化的な遺産が、私たちに歴史の一端を教えてくれます

江戸時代にあった僧侶の学問所「鶏冠井檀林」跡で発掘された陶磁器が展示されています

ここでは、当時の僧侶たちがどのように生活していたのかが垣間見える貴重な物品が、36点も並んでいます

「鶏冠井檀林」は日蓮宗の僧侶を養成するための重要な施設で、「京都六檀林」の一つに数えられていました

この歴史を知ることは、私たち現代の京都を生きる者にとって、非常に意味深いことです

展示品には、京都で作られた京焼の器や、16世紀に使用されていた茶陶も含まれており、特に嬉しいのは、学僧たちの名前が墨書で刻まれた器があることです

これによって、当時の学僧名簿と照らし合わせて、どのような人々がこの場所で学んでいたのかを知る手がかりになります

このような細かな情報も、私たちが京都の歴史を感じる助けになりますね

展示は2035年3月16日まで行われており、午前9時半から午後4時半まで無料で見学が可能です

歴史に思いを馳せながら、ぜひ足を運んでみてください

向日市の魅力が再確認できる、いい機会になることでしょう

ピックアップ解説

「京焼」とは、京都で作られる陶器のことです。この陶器は特に美しく、実用性も兼ね備えています。京焼には様々な種類があり、宴会用の器や茶道用の器などがあります。中でも有名なのは、極細の絵柄が入った皿や、色鮮やかな釉薬(うわぐすり)が施された茶碗です。京焼の美しさは、熟練した職人の手によって生まれています。京都の文化を代表する陶器で、私たちもぜひ大切にしていきたいですね。

キーワード解説

  • 「鶏冠井檀林」は、江戸時代に日蓮宗の僧侶を養成するために設けられた学問の場です。この場所は、僧侶たちが宗教や学問を学び、成長する大切な役割を果たしていました。
  • 「京焼」とは、京都で生産される陶磁器の一つです。美しい色合いや独特のデザインが特徴で、特に茶道や食事の器として重宝されています。京都の伝統工芸の一つとして、多くの人に愛されています。
  • 「日蓮宗」は、日本の仏教の一派で、日蓮という僧侶によって創設されました。この宗派は、法華経を特に重視し、民衆の救済を目指しています。京都でも多くの寺院があります。

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