京都府立医科大学は、2月25日に行われた一般入試の2次試験で出た英語の採点ミスについて発表しました
このミスにより、2人の受験生が追加合格となったことが明らかになりました
どんなミスが起こったのかというと、長文読解の問題で複数の記述式解答に誤りがあったということです
府立医大によると、小説を題材にした大問で、採点者によって点数の判断基準にばらつきが生じたとのこと
つまり、ある採点者は正しいと評価した部分が、別の採点者には誤りとされることがあったということです
最初の採点結果から、255人が英語を受験しましたが、4月に学習塾から「解答例の一部に問題がある」と指摘されたことをきっかけに、全体を点検することに
すると、複数の採点者間での基準確認が行われていなかったことが判明しました
合格最低点を上回ったこの2人には、府立医大から直接連絡があり、謝罪の上で合格通知書が手渡されました
もし既に他の大学に入学済みの場合は、かかった費用の補償を検討しているとのことです
橋本直哉副学長は、「多くの受験生や関係者に迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます」とコメントしています
ピックアップ解説
「採点基準」とは、試験の答案を評価するためのルールや基準のことです。この基準が明確でないと、採点者が自由に点数をつけてしまい、正義の観点から見て不公平を生むことになります。京都では優れた教育を受けられる環境が整っているため、受験生はその基準が適切に運用されることを期待しますね。
キーワード解説
- 採点基準とは、試験の答案を評価するためのルールや基準のことです。これは答案の内容を公平に判断するために必要です。
- 記述式問題とは、受験生が自分の言葉で答える形式の問題です。知識を表現する力が試されます。
- 英語試験とは、英語の読解力や表現力を評価する試験です。多くの大学で重視されています。
前の記事: « 祇園祭の山鉾巡行と安全対策を確認
次の記事: 上京区の男性がSNSで3115万円の投資詐欺に遭遇 »
新着記事