京都は美しい自然と歴史が融合した街です
そんな中、5月17日に京都府大山崎町で開催されるのは、ヒメボタルを観察する特別なイベントです
市民団体「乙訓の自然を守る会」が主催するこの観察会は、参加者を募集中で、夜の淀川河川公園大山崎地区で行われます
時間は午後10時半から11時50分までで、興味がある方はぜひ参加してみてください
ヒメボタルは、陸生の巻き貝を食べて育つ独特な生態を持っており、その姿を観察することで、自然の不思議さを体感できます
体長は約7ミリと小さく、雌は飛べないため、地面でじっとしている姿が見られます
大山崎町の桂川右岸は西日本最大級のヒメボタルの生息地として知られており、その重要性を知ることがこのイベントの目的でもあります
主催の丹下研也さんは「この場所がヒメボタルの群生地だということを、多くの人に知ってほしい」と話しています
定員は先着50人までで、参加費はお一人300円(高校生以下は無料)です
公園の駐車場も利用できるので、車での参加も可能です
ただし、雨天の場合は翌日の18日に延期になるので、注意が必要です!興味のある方は、ぜひ団体のウェブサイトから申し込んでみてください
ヒメボタルは日本に生息する小さな蛍で、体長は約7ミリほど。特徴として、他の蛍と異なり、陸生の巻き貝を食べて成長します。このため、幼虫は水中ではなく、陸地で育ちます。また、ヒメボタルの雌は羽が退化して飛ぶことができません。そのため、普段は静かに地面にとどまっています。大山崎町の桂川右岸は、特にヒメボタルの群生地として評価されており、地元の授業やイベントを通じてその保護活動が行われています。公園での観察会は、地域の自然を知る良い機会です。是非、この機会にヒメボタルを観察してみてください。
- ヒメボタルとは、日本に生息する小さな蛍で、特に陸地で育つというユニークな生態を持っています。
- 蛍の生態とは、蛍が光を発するしくみや生活環境についての特性を指します。特に繁殖期に多く見られる。
- 自然保護活動とは、環境を守るために行う様々な活動で、例えば草花の保護や動物の生息地を守ることが含まれます。
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