
春の暖かい日差しが心地よい季節、京都府長岡京市では毎年恒例の「たけのこ掘り体験」が行われました
今年も府外からたくさんの方々が参加し、みんなで楽しく春の風物詩であるタケノコの収穫を体験しました
このイベントは、市観光協会が主催しており、例年この時期に開催されています
今回も約20人の参加者が集まり、長岡京市にある約1500平方メートルの観光竹林で実施されました
長岡京市を含む京都西山地域で採れるこちらのタケノコは「京たけのこ」として知られ、繊維が少なく、白くて柔らかいのが特徴です
毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
参加者は、約4キロの重さがある専用のクワ「ホリ」やスコップを使って、同協会の会員からアドバイスを受けながら、次々とタケノコを掘りあげていきました
今回、大阪府吹田市から参加した67歳の男性は「長岡京市にタケノコを食べに来たくて孫に見せたくて申し込みました
昨年は満員だったのに、今年は来られてうれしい」と目を輝かせていました
また、その孫の10歳の男の子は「タケノコを掘った時はすごくうれしかった
天ぷらや若竹煮にして食べたい」と楽しそうに話してくれました
子どもたちが自然と触れ合える良い機会ですね!
さらに、4日には西山公園子どもの森でも同じようなイベントがあり、約40人の親子連れが参加して、楽しい一日を過ごしました
「京たけのこ」とは、京都の西山地域で採れる特産品のことです。このタケノコは、白くて柔らかく、独特の甘みがあるため、多くの人に親しまれています。特に、京たけのこは他の地域のものと比べてえぐみ(苦み)が少なく、食べやすいという特徴があります。料理としては、天ぷらや若竹煮にされることが多く、春の訪れを感じさせる一皿として人気です。最近では、タケノコ掘り体験ができるイベントも多く行われており、親子で自然を楽しむ良い機会となっています。
- 京たけのことは、京都の西山地域で採れる特産品のことです。白くて柔らかく、甘みが強いのが特徴です。
- 観光竹林とは、観光目的で整備された竹の集まる場所で、一般の人が見学や体験を楽しむことができます。
- 春の風物詩とは、春に特に親しまれる行事や自然のことを指し、タケノコ掘りもその一つです。
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