京都府が誇るおいしい魚、サワラの漁が盛んに行われています
特に、若狭湾西部での「ひき縄釣り」という漁法は、漁師たちが連携して魚を捕まえる魅力的な方法です
この漁法を導入しているのは「丹後曳縄会」という団体で、代表の小倉 洋さん(73歳)は、釣ったサワラを最大約9キロという大物に喜びを見出しています
地元の海を愛する小倉さんの努力は、多くの人々に知られるべきです
さて、サワラ漁はなぜ重要なのでしょうか?京都府の水産課によると、サワラは新鮮で美味しい魚として有名で、全国的にも需要があります
丹後曳縄会は2014年に結成され、現在11人の漁業者が参加しています
小倉さんは元警察官で、豊富な経験を持っているため、ローカルな漁業の発展に貢献しています
丹後曳縄会の活動
この団体は、様々な研修や視察を行い、技術の向上を目指しています
最近では、「全国青年・女性漁業者交流大会」で、水産庁長官賞を受賞するなど、多くの知識と技術を蓄えています
小倉さんと彼の仲間たちは、自ら漁具を改良し、最新の技術を用いてサワラ漁に勤しんでいます
サワラの出荷
漁獲したサワラは、血抜きと活け締めの処理がされ、「京都鰆」としてブランド化されています
出荷される際は、特別な袋に入れ、水分を保持して品質を保つ工夫がされています
さらに、脂肪含量が10%以上のサワラには、特別なタグが付くこともあるのです
年 | 出荷量(トン) | 出荷額(万円) |
---|---|---|
2021年 | 16 | 2400 |
2022年 | 18 | 2630 |
座礁するイルカの問題
ただ、サワラの漁には困難な部分もあります
最近は、サワラを狙うイルカの存在が大きな悩みの種となっているのです
小倉さんはこの問題にも真剣に取り組んでいます
また、「サワラ」は年中取れるものの、特に年明けから春にかけてのものが脂が乗っていて、美味しいとされています
ぜひ一度、全国の皆さんに「京都鰆」を味わってほしいと、小倉さんは願っています
サワラは日本の海でよく見られる魚ですが、なぜこれほど人気があるのでしょうか?その理由は、サワラの肉がふっくらとしていて、味がとても美味しいからです。特に、あぶりで食べる皮も人気で、独特の風味が口の中に広がります。漁業者たちはこの美味しいサワラを捕まえるため、熱心に活動しています。皆さんも、ぜひサワラを食べてみて、その美味しさを実感してください。
- サワラとは、青魚の一種で、スズキ目に属しています。この魚は、特に日本各地で食べられ、味が良いことで知られています。
- 漁業とは、魚を捕まえるための活動を指し、水産業の一種です。日本は四方を海に囲まれ、多くの人がこの漁業によって生活しています。
- ブランド化とは、商品やサービスに特定の名前やイメージをつけて、他とは違うと強調することです。京都鰆もその例で、品質が良いと認識されることで、高い評価を受けています。
前の記事: « 京田辺市の近鉄電車、事故影響で運転見合わせ中
次の記事: 復活!京丹波町の黒瀬地域で開催されたもちつき大会 »
新着記事