ロシアによるウクライナ侵攻は、私たちの生活に大きな影響を与えてきました
今月で3年になるこの戦争の中、京都市北区にある洛星中学高等学校では、学生たちがオンラインで交流を持つ機会が設けられました
この交流会は、自由や平和についての意見交換を行い、戦争の現実を知るための大切な場となりました
この日は日本の高校生やウクライナから来た学生が5人集まり、平和について話し合いました
スクリーンには、オンラインでつながったウクライナの大学生が映し出され、リアルな現状を伝えてくれました
日本の学生は「ウクライナのニュースが減っている印象がある」と話し、戦争のリアルさを感じていました
また、ウクライナの学生は「以前は散歩を楽しんでいた公園が、今は多くの遺族の旗で埋まっている」と、多くの人々が失われている現実を率直に語りました
さらに、ウクライナの学生は「毎晩空襲警報が鳴り響き、安全な場所に避難する生活を送っている」と話し、以前のような平和な日常が戻ることへの願いを表明しました
交流会を経て、参加した高校2年生の男子は「ウクライナについてもっと知り、話したいと思った」と感想を述べました
この交流会を企画した滋賀大学の近兼敏客員教授は、「ウクライナの学生たちがどのようなことを考えているのかを知る貴重な機会となり、日本の学生にとっても平和について考えるきっかけになったのではないか」とコメントしました
ウクライナの奥深い文化は、特にその美しい伝統音楽に現れています。音楽は、ウクライナの人々にとって心の拠り所となっており、戦争の厳しい現実の中でも彼らのアイデンティティを保つ大切な要素です。例えば、ウクライナの民謡は、農村の暮らしや四季の移り変わりを歌ったものが多く、聴く人々に温かい感情を呼び起こします。世界中の人々がこの美しさに気づき、故郷を離れたウクライナの人々に思いを馳せることが、今求められています。
- 戦争とは、国家や民族の間で起こる武力を用いた争いのことです。国同士の対立や争いが解決できないときに発生し、多くの人々の命や生活が脅かされます。
- 平和とは、戦争や争いがない状態のことを意味します。社会が安定していて、人々が安心して生活できることが平和の定義です。
- 自由とは、他の人や政府からの干渉を受けずに、自分の意思で行動や選択ができることを指します。この自由は、重要な人権として守られるべきものです。
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