
京都の上京区にある有名な梅の名所・北野天満宮では、先日市内のボーイスカウトたちが新年の縁起物「大福梅」の収穫作業を手伝いました
曇り空の下、みんなで力を合わせて実を摘み取る姿は、まるで京都の緑を守るヒーローたちのようでした
北野天満宮には約1500本もの梅の木があり、ボーイスカウトとガールスカウトの小中学生約60人が参加しました
実は1つずつ丁寧に取り、3〜4センチほどに育った梅がたわわに実っています
この「大福梅」は、特別な意味を持っています
収穫した梅は塩で漬け込み、干してから元旦に茶として飲むと、無病息災で過ごせるとされています
京都では古くから伝わるこの習慣は、地域の皆さんにとって大切なものなのです
収穫を手伝った子どもたちの声
八坂神社のガールスカウトに所属する山科区の陵ケ岡小学校6年生の女の子(11歳)は、「梅干しが好きだけれども、収穫をするのは初めて
みんなに美味しく食べてほしいです」と、笑顔で話しました
彼女の言葉からは、京都を盛り上げたいという気持ちが伝わってきます
北野天満宮と桃の収穫の象徴
北野天満宮は、学問の神様としても知られる菅原道真(すがわらみちざね)を祀っています
地元の子どもたちが参加することで、伝統的な文化が次世代に受け継がれることは非常に重要です
このような取り組みを通じて、地域の絆もさらに深まりますね
「大福梅」とは、特に縁起の良い梅の品種の一つです。京都の伝統的な文化と深く結びついており、新年に飲むことで健康や幸運を願う意味があります。「大福梅」を収穫する行事は、地元の子どもたちが地域文化を体験し学ぶ貴重な機会です。収穫した梅は、塩漬けにしてから干し、元旦にお茶としていただく習慣があります。こうした行事を通じて、地域の皆さんにとって大切な伝統が受け継がれているのです。
- 大福梅とは、京都の特産で、縁起の良い梅の品種です。
- 北野天満宮とは、学問の神様・菅原道真を祀る神社で、多くの梅が植えられています。
- ガールスカウトとは、女の子のための育成団体で、友情や奉仕の精神を育てる活動をしています。
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