
京都市とウクライナの首都・キーウ市がオンラインでつながる特別な合唱会が開催されました
これは、両国の現在の状況を理解し合い、心を寄せ合うための大切なイベントです
上京区で行われたこの合唱会には、ウクライナから京都に避難してきた方や合唱団のメンバーなど、約40人が一堂に会しました
オンラインで結ばれた両市では、互いに「上を向いて歩こう」やウクライナの賛美歌「ウクライナへの祈り」、そして自由を象徴する「赤いカリーナ」などの曲を交互に披露しました
このような音楽を通じて、遠く離れた国同士でも心がつながることを実感します
ウクライナから避難してきたユリヤ・ボンダレンコさんは、「ウクライナの歌を聴くと、家族や故郷のことを思い出してとても懐かしい気持ちになりました
歌を歌っていると涙が出て、心が癒やされました」と感動を語りました
京都国際交流合唱団の会長、津田隆さんは、「ウクライナでの情勢が不安定な中でこの合唱会を開催できたことが嬉しいです
歌を通じて、ウクライナの状況が忘れられないよう、思いを伝え続けたいです」と話していました
ピックアップ解説
合唱会で歌われた「赤いカリーナ」は、ウクライナの独立を象徴する曲です。この歌は、ウクライナの人々が自由を求める気持ちを表現したもので、多くの人に愛されています。特に、戦争の影響を受けた現代においては、強いメッセージ性を持つ曲として重要な意味を持っています。このような曲を歌うことで、私たちはウクライナの人々と共感し、彼らの苦しみを理解する手助けをしているのです。
キーワード解説
- ウクライナは東ヨーロッパに位置する国で、歴史的には多くの文化が交差する場所として知られています。
- 合唱は、複数の人が一緒に歌うことを指します。多くの場合、異なる声部が組み合わさることで、ハーモニーが生まれます。
- 賛美歌は、神や宗教的なテーマを歌った曲で、特にキリスト教の礼拝や集まりで歌われます。
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