今回は、京都水族館で行われた興味深い観察会についてお伝えします
参加者がオオサンショウウオについて学び、観察することで、その生態に迫る取り組みが行われました
中学生でも理解しやすく、京都の魅力を再確認することができる内容です
オオサンショウウオの観察会
この観察会は、京都市下京区にある京都水族館で企画されました
目的は、オオサンショウウオの呼吸の様子を詳しく調べることです
特に「1時間に何回息継ぎをするか」を8時間かけて観察しました
参加者は抽選で選ばれた10代から20代の4人で、それぞれ1匹の担当オオサンショウウオを決めて観察しました
観察の方法
参加者たちは、息継ぎの時間を記録するために専用のシートを持ち、オオサンショウウオの動きを注意深く見守りました
オオサンショウウオは大部分の時間を水槽の底で過ごし、時々水面に上がって息をします
その際、頭の一部を水面から出し、数十秒かけて空気を吸う姿が観察されました
参加者の声
参加者は、息継ぎの瞬間を見逃さないよう、じっくり観察していました
参加者の一人、大阪市から来た20代の女性は、「個体によって呼吸の仕方が違い、勉強になりました
」とコメントしました
調査した個体は、1時間に1回しか息継ぎをしないかもしれないと考えています
彼女は、息継ぎの様子がさらにわかることを楽しみにしていました
結果の発表
この調査は8時間かけて行われ、その結果は9月9日に京都水族館で公表される予定です
私たちが身近に感じている京都の自然、生態系の一端を知る貴重な機会となりました
みんなも京の大自然について興味を持ってみてはいかがでしょうか?
オオサンショウウオは、日本の淡水に生息する生物で、一般的に長寿命で知られています。大きさは約1.5メートルにも達することがあり、そのユニークな見た目が多くの人に親しまれています。特に、オオサンショウウオは水中の環境に非常に敏感で、環境の変化をすぐに感じ取る能力があります。そのため、彼らの数が減少すると、河川の健全性が失われている可能性を示しています。このようなことから、彼らは生態系の重要なバロメーターとも言われています。
- オオサンショウウオとは、日本の特産種であり、最大の両生類です。主に河川や池に生息し、見た目は非常にユニークです。
- 水族館とは、さまざまな水生生物を観察できる施設で、教育や研究にも重要な役割を果たしています。また、家族や観光客に人気があります。
- 観察会とは、特定のテーマに基づいて自然や生物を観察し、学ぶイベントです。参加者にとって知識を深める良い経験になります。
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