京都市交通局がカスタマーハラスメント対策を強化
京都市交通局は、市民の皆様や利用者に対して提供するサービスの向上を目指し、カスタマーハラスメント対策を新たに策定しました
職員が安全で安心して働ける環境を整えることで、より良いサービスを市民に提供できるよう努めています
カスタマーハラスメントとは?
カスタマーハラスメントとは、市民やお客様からの過剰な要求や暴言など、職員の勤務環境を悪化させる行為を指します
以下の3つの条件を満たす場合をカスタマーハラスメントと定義しています:
- 市民やお客様からの行為であること
- 社会通念上、相当な範囲を超える言動であること
- 職員の勤務環境が損なわれること
このような行為は、職員や市民にとって大きな問題であり、交通局ではこの対策に真剣に取り組んでいます
行為類型について
行為の種類 | 具体例 |
---|---|
過度な要求 | 制度上対応できない要求や、合理的でない優遇を求める等 |
暴言 | 侮蔑的な発言や大声で威圧する行為等 |
暴力 | 身体的な暴力や威圧的な行為 |
威嚇・脅迫 | 特定の撮影や脅迫的な発言等 |
リピート型 | 頻繁に同様の迷惑行為を繰り返すこと |
交通局の取組と対応策
交通局では、カスタマーハラスメント対策を強化するために、以下の取組を実施しています
- 職員への適切な注意喚起や警告を行い、必要に応じて組織的に対応する
- 迷惑行為が続く場合には、警察への通報や法的措置を講じる
職員の応対向上を目指して
交通局では、職員一人ひとりが市民やお客様に対して真摯に対応できるよう定期的な研修を実施し、12月は「市民・お客様応対向上月間」としてさらなる取組を行っています
安心して利用できる交通サービスの実現に向けて、今後も努力してまいります
記事参照元
参考資料:【報道発表資料】京都市交通局カスタマーハラスメント対策方針の策定(PDF形式, 470.39KB)
掲載確認日:2025年08月01日
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