
今年も京都の夏を彩る伝統行事「五山送り火」が、8月16日午後8時に左京区の大文字山で始まりました
これはお盆に迎えた先祖の精霊をあの世へ送るための大切な祭りです
日本の夏の風物詩でもあり、毎年多くの観光客や地元の人々が待ちわびています
しかし、2025年の今年は午後7時半に近くの地域に大雨警報が発令されており、注意が必要です
過去にも大雨洪水警報の中でも点火されたことがありますが、安全を第一に、河川敷での見物には気をつけましょう
五山送り火について
送り火は、大文字が点火された後、5分間隔で妙法、船形、左大文字が点火され、最後に右京区の鳥居形が点灯されます
各山の点火は約30分間続き、日本中がその美しい火の光で照らされます
送り火の歴史
送り火の起源ははっきりしませんが、15世紀にはすでに存在していたとされ、平安時代には真言宗の開祖である空海や、銀閣寺を創建した足利義政に関連する耳寄りな伝説があります
大文字の特徴
五山の中でも特に知られている大文字は、その「大」の字が長さ80メートル、160メートル、120メートルという大きさを誇ります
火床は75か所あり、京都市の無形民俗文化財に登録されています
この伝統行事を通じて、多くの人々が先祖を思い、また京都の文化を再確認する良い機会です
ぜひ、地元の皆さんも参加して、京都の魅力を再発見してみてください
「五山送り火」とは、先祖の霊をあの世に送るための伝統行事です。特に「大文字」は、思い出に残る美しい火の光を放ちます。この行事は、約600年以上の歴史があり、地元の人々にとって特別な意味を持っています。送り火は8月15日から始まり、最後に点火される大文字の火は圧巻です。みんなでこの伝統を大切にして、次の世代へと受け継いでいきたいですね。
- 五山とは、京都にある五つの山で行われる送り火のことです。それぞれの山には火を灯す文字があり、特に大文字が有名です。
- 無形民俗文化財とは、歴史や文化、伝統などの形がないものを保存し、伝承していくために国や自治体が指定するものです。五山送り火や伝統行事がこれに該当します。
- 真言宗とは、空海が開いた仏教の宗派で、密教的な教えをもとに人々に心の平安をもたらそうとする宗教です。京都の寺院でも多く見られます。
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