
京都市左京区にある細見美術館で、特別展覧会「セーヴル フランス宮廷の磁器」が始まります
この展覧会では、王妃マリー・アントワネットが愛用した豪華な磁器や器が展示されるんですよ
普段は高級なレストランやアンティークショップで見ることができるような、上流階級の人々が使った器たちが並ぶなんて、ワクワクしますね!
セーヴル磁器は、1740年頃にパリの東方にあるヴァンセンヌ窯から始まりました
これがフランス国王ルイ15世の支援を受けて、数年後には「王立セーヴル磁器製作所」となりました
ここでは、王侯貴族のためにオーダーメイドで特別な器を作ることができるようになりました
特に注目するべきは、博物館に展示される136件のセーヴル磁器
これはナポレオン時代までのもので、日本のコレクターが所蔵している貴重な品々です
初期の磁器はコントラストの豊かさが魅力で、その中でも「ポンパドゥール・ピンク」と呼ばれる器は、ルイ15世の寵姫であるポンパドゥール侯爵夫人にちなんで名付けられた色です
見た目にも美しく、手に取るのが楽しみですね!
そして、フランス革命を経た後も、帝政製作所としてセーヴル磁器は作り続けられています
今回の展覧会では、皇帝ナポレオンが使ったとされる砂糖つぼも展示されています
時代を超えて魅力を放つセーヴル磁器、ぜひご覧になってください
展覧会は2025年2月1日まで行われます
有料ですが、その価値は十分にありますよ!
セーヴル磁器とは、フランスで作られる高級磁器のことです。1740年に設立されたヴァンセンヌ窯が起源で、後に王立セーヴル磁器製作所となりました。フランス国王ルイ15世の支援を受けて、贅を尽くした器が作られ、王侯貴族たちによく贈答品として使われました。現在も生産は続いており、特に華やかな地色やさまざまなデザインが魅力です。インテリアとしても人気があります。
- セーヴル磁器はフランスで作られる高級磁器で、美しいデザインが特徴です。特に王侯貴族に愛され、贈り物として使われることが多かったです。
- 磁器とは、粘土から作られる陶器の一種です。焼き上げると硬く、丈夫であるため、食器や装飾品としてよく使われます。
- コレクターとは、特定のアイテムを集める人のことです。美術品や古い器などを収集し、その価値を楽しんだり、保護したりします。
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