京都市で開催中の資料館コラボ展覧会の魅力

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京都市で開催中の資料館コラボ展覧会の魅力

現在、京都市で特別な展覧会が開かれています

この展覧会では、京都府内の資料館や博物館から集められた特徴的な形や模様を持つ所蔵品が展示されています

府内の17の資料館や博物館が協力して開催しており、地域の文化をもっと知ってもらおうという目的があります

展示されている作品は、遺跡からの出土品や絵画、陶器、商品のラベルやポスターなど、さまざまな時代やジャンルから約40点が選ばれています

それぞれの作品には、独自のストーリーが込められているため、観覧者は自分の目でその魅力を確かめることができます

例えば、京田辺市にある同志社大学歴史資料館が所蔵している「ペルー先住民の彩文土器」は、1970年代に大学の探検部が収集したものです

この土器には彩色された幾何学文様が描かれており、目から涙を流している顔のようにも見えます

こうしたユニークなデザインに触れることで、古代の文化や技術の高さを感じられます

また、宇治市歴史資料館が所有している「宇治川蛍狩図」は、江戸時代後期の作で、三代目歌川豊国と二代目歌川広重の合作です

この作品では、夕闇いっぱいに浮かぶ女性の着物の色がとても鮮やかで、絵を見ながらまるでその場にいるような感覚になります

京都府立京都学・歴彩館の若林正博 課長は、「それぞれの感性でおもしろいと感じるものを発見してもらえたら」とコメントしています

この展覧会を通じて、地域の文化資源への興味を深め、ぜひ資料館や博物館にも訪れてみてほしいと思っています

この特別展は、9月7日まで京都市左京区の「京都府立京都学・歴彩館」で開催されているので、ぜひ足を運んでみてください!様々な文化財に触れることで、京都の深い歴史を感じ取ることができるでしょう

ピックアップ解説

「ペルー先住民の彩文土器」は、1970年代に同志社大学の探検部が中南米で収集した土器です。この土器は、カラフルで特徴的な幾何学文様が描かれており、当時の先住民の美的感覚や技術力の高さを知る手がかりになります。文化的シンボルが詰まったアイテムとして、見ていると、彼らの生活や価値観に思いを馳せずにはいられません。

キーワード解説

  • 資料館とは、特定の歴史や文化、特有の素材や品物を保存・展示する施設のことです。
  • 展示品とは、展覧会や博物館で観覧者に見せるために選ばれた品物のことを指します。
  • 文化資源とは、地域や国が持つ文化的な財産や価値のことを表します。

8月16日(土)

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