
医療の仕事に興味がある子どもたちに向けて、「キッズセミナー」が9日に京都市の東山区にある京都第一赤十字病院で開催されました
このイベントは、医師や看護師などから直接教わりながら、実際の医療行為を体験できる貴重な機会です
2015年から始まったこのセミナーは、今年で8回目を迎え、今年は抽選で選ばれた小学5、6年生126人が参加しました
参加者たちは、医療の現場で使用される本物の機器を使って、胃カメラや心臓カテーテル治療に挑戦しました
このイベントの特徴は、リアルさにこだわり、実際の豚の心臓や肺を使用することです
これにより、子どもたちはより深く医療に触れることができ、真剣な表情で手を動かしていました
例えば、ノートルダム学院の小5年生の子どもは、腹腔鏡手術に挑戦した際に「手先が器用じゃないと難しい」との感想を述べていました
医師たちの落ち着いた様子を見て、「かっこいい」と思ったそうです
このようなイベントは、次世代に医療に興味を持たせる素晴らしい機会となります
ピックアップ解説
「腹腔鏡手術とは?」腹腔鏡手術は、お腹の中に小さなカメラを入れて行う手術です。従来の大きな切り傷を必要とせず、専門の医師が小さい傷から器具を使って手術を行います。これにより、患者の回復が早く、痛みも少なくて済むことが特徴です。最近では、この手術がいろいろな病気に対して広く用いられています。
キーワード解説
- 医療とは、病気やけがを治したり、健康を保つための技術や行為のことを指します。医師や看護師などの専門家が関わり、全国の病院やクリニックで行われています。
- 体験とは、実際に物事を体の中で感じたり、市場やイベントで学んだりすることです。経験を積むことで、新しい知識やスキルを得られます。
- セミナーとは、特定のテーマについて学び合うための集まりのことです。専門家が話をしたり、参加者同士が意見を交換したりする場となります。
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