
先日、京都市伏見区の久我のもり図書館で、中学生たちによる絵本の読み聞かせイベントが開催されました
このイベントは、多世代の子どもたちが交流するために企画されたもので、昨夏から3回目となります
若い力で心温まる読み聞かせ
この日は、神川中学校の図書委員の生徒たち13名が、未就学児や小学生、保護者を前に緊張しながらも、1ページずつ丁寧に絵本を朗読しました
生徒たちは、事前に図書館の司書から本の選び方や持ち方、絵の見せ方など、読み聞かせのコツを教わり、実際に選んだ本を持ってきました
子どもたちの目がきらきら
委員長の西野隆太さん(14)は、ジョン・クラッセン作の「ちがうねん」を選び、「こてこての関西弁で表現できるよう心がけたとともに、子どもたちの目がきらきらしていて読み応えがあった」と感想を述べていました
確かに、生徒たちの一生懸命な姿は、見ている大人たちにも感動をもたらしました
地域の温もりを感じる催し
地域の図書館で行われるこのようなイベントは、単に本を読むだけでなく、地域のコミュニティをつなぐ大切な役割を果たしています
子どもたちの笑顔が広がり、次世代が本に触れる機会を提供することで、文化を継承していく流れが生まれます
今後の予定
このイベントはさらなる継続が期待されており、次回も多くの参加者を集めることが予想されます
ぜひ、地元のイベントに足を運んで、地域の文化を感じていただきたいと思います
「絵本読み聞かせ」とは、子どもたちに物語を聞かせる活動のことです。声に出して読むことで、言葉の面白さや物語の世界を楽しむことができます。最近では、親子のコミュニケーションを深める手段としても注目されており、地域の図書館などで多くのイベントが開催されています。これにより、読み聞かせを通じて親と子、さらには地域のつながりを育んでいます。
- 読み聞かせとは、誰かが声に出して本を読み、そのストーリーを伝えることです。子どもたちの想像力を刺激し、言葉の表現力を学ぶ手助けになります。
- 図書館とは、多くの本や資料を無料で借りることができる公共の場所です。図書館には、静かに本を読んだり、勉強したりするためのスペースが用意されています。
- 地域のコミュニティとは、特定の地域に住む人々が持つつながりや関係性のことです。このつながりを大切にすることが、地域の活性化にもつながります。
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