
初夏がやって来ると、京都市内の神社に色とりどりの風鈴が飾られ、心に涼しさをもたらしてくれます
特に西京区にある松尾大社の風鈴は、今年で5回目となる「風鈴祈願」として、多くの人に親しまれています
なんと、飾られている風鈴の数はおよそ800個に達し、その美しい音色は新型コロナウイルスの影響を乗り越えた私たちに、穢れをはらってくれる力を与えてくれるのです
風鈴は、神職の方々がひとつずつ色づけした赤や緑のものが多く、見た目にも楽しいです
そして、なんとこの風鈴には願いを書いた短冊を吊るせるスペースもあり、家内安全を願う短冊がたくさん見られます
参拝者たちは、その色とりどりの風鈴を写真に収めて、初夏の訪れを感じるともに、自分の願いを込めています
松尾大社の岩田康彦権禰宜は、「この風鈴祈願を見て、少しでも気持ちを和めていただけたら嬉しいです」と語っています
京都の風鈴は、京都らしい文化と歴史を感じさせ、多くの人々に癒しを与えてくれています
この風鈴は9月7日まで飾られているので、ぜひ立ち寄って色鮮やかな風鈴を楽しんで、初夏の京都を満喫しましょう
ピックアップ解説
風鈴とは、風が吹くと音を鳴らす道具で、日本の夏を象徴するアイテムです。涼しげな音色が心を和ませ、古くから魔除けの効果があるとされています。この風鈴は、青や赤など色が豊富で、見た目にも楽しいです。音色ひとつで気分がリフレッシュされるため、多くの家庭でも夏の風物詩として飾られています。
キーワード解説
- 風鈴とは、風の力で音を鳴らし、涼しげな音色を楽しむ夏の道具です。日本の夏には欠かせない存在で、心を落ち着ける効果もあります。
- 短冊とは、願い事を書いたりするために使う小さな紙のことです。七夕の時期にも必要とされ、多くの人が願いを込めて飾ります。
- 神社とは、日本の伝統的な宗教、神道を信仰する場所で、神様が祀られています。参拝者は日々の感謝や願い事をして、心を込めてお参りします。
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