
最近、西京区の桂川小学校の6年生たちが社会見学で、大阪で開催されている関西万博を訪れました
この体験を通じて、子どもたちは未来についての様々な学びを得ることができたようです
会場に入ると、最初に目に飛び込んできたのは、世界最大の木造建築である「大屋根リング」や不思議な形をしたパビリオン
子どもたちはその美しさに感嘆し、高校生と手を振り合うなど、早くも楽しい雰囲気が広がっていました
みんなが持参したタブレットで、パビリオンの写真を撮る姿も見られました
桂川小では、万博に向けた準備が秋から始まりました
新型コロナウイルスの影響で休校があった時期に、未来に対して明るいイメージを持たせたいと担任の教師たちが企画したのです
社会見学の事前学習では、万博のテーマや過去の万博の展示、持続可能な開発目標(SDGs)のことを学びました
いよいよ当日、彼らは「近未来やSDGsにつながる何かを見つける」というミッションを持っています
子どもたちは、パビリオン前で「地球温暖化を防ぐ方法を考えているのかな?」と想像を膨らませたり、「自動販売機にお金を入れるところがない」と気づいたりしました
ある男子児童は、大屋根リングに咲く花について、「二酸化炭素を減らしたいってことかも」と話してくれました
また、入場予約のあった「三菱未来館」では、深海や宇宙に関する映像を観ることができました
児童たちは、未来社会のイメージを膨らませ、「木がいっぱいの街がいいな」と感じたようです
別の女子児童は「空飛ぶ車があったら、渋滞が解消されると思う」と夢を描いていました
担任の先生は、タブレットを持参させることを悩んでいましたが、多くの写真を撮影していたことに感動していました
また、校長先生も「本物を見た感動は大切です
みんなで経験を共有することで、学びが深まります」と語っていました
「SDGs」とは、持続可能な開発目標のことです。これは国連が定めた17の目標で、貧困の撲滅や環境保護、教育の普及などが含まれています。特に京都は、伝統を大切にしながらも環境保護に力を入れている地域です。例えば、地元の食材を使った料理や、リサイクルに取り組む商業施設が増えて、地域の人々もSDGsの意識を高めています。このような活動を通じて、京都が持続可能な未来を目指していることを多くの人に知ってもらいたいです。
- 持続可能な開発目標(SDGs)とは、貧困や環境問題などを解決するための国際的な目標です。
- 万博とは、国や地域が参加し、技術や文化を展示する国際的なイベントのことです。さまざまな国の文化や科学技術を学ぶチャンスです。
- 自然とは、人間が作り出したものでない、山や川、動植物などのことを指します。私たちの生活に大切な存在です。
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