京都市伏見区にある伏見稲荷大社の近くで、自家用車を利用して無許可で観光客を運ぶいわゆる「白タク」の営業が発覚し、中国籍の28歳の容疑者が逮捕されました
このような白タク営業は、今後の観光シーズンに向けて特に注意が必要です
逮捕されたのは、大阪市在住の李帥男容疑者です
彼は4月1日に伏見稲荷大社の周辺で、インドネシアから観光に訪れた4人を自家用車に乗せ、料金を受け取ったとして道路運送法違反の疑いで逮捕されました
このような事例は年々増加しており、特に京都の観光地では事例が顕著です
警察が白タク営業に警戒を強めていたため、駐車場から出てきた李容疑者の車を止め、そこで4人の観光客から料金が支払われたことを確認し、現行犯逮捕に至りました
李容疑者は、経済的な理由からこの行為を行ったと供述しているとのことです
京都市内では、白タク営業に関する通報が増えており、特に観光名所である嵐山や祇園エリアでの事例が目立ちます
昨年は、このような通報が約60件寄せられていました
警察は、観光シーズンの到来を前に、さらに厳格な取り締まりを進めていく方針です
これにより、京都の観光地での安全を保ち、安心して楽しむことができる環境を整えていく狙いがあります
伏見稲荷大社は、毎年多くの観光客が訪れる人気の神社です。その特徴は、山を登る際に見える無数の赤い鳥居です。これらの鳥居は、奉納されたものが多く、参拝者や観光客によって次々と増えていきます。特に春や秋のシーズンには、美しい景観が楽しめることから、多くの観光客が訪れます。京都も観光業に力を入れているため、こうした地域での白タク営業が問題視されるのは当然です。
- 白タクとは、無許可で営業しているタクシーのことを指します。これは正規の運行ではないため、利用者がトラブルに巻き込まれる危険性があります。
- 観光地とは、観光客が訪れるための名所やスポットのことです。京都には、寺院や神社、歴史ある街並みなど、多くの観光地があります。
- 鳥居とは、日本の神社に見られる入り口の門のことです。多くの鳥居は赤色で装飾されており、神聖な場所であることを示しています。
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